日本では古来より、意に染まぬ男性からの求愛を退ける時、無理難題をふっかけるって手段があります。
「竹捕り物語」
世間の男性から求婚されまくり、どうしても断りにくい5人の貴公子を断るため、かぐや姫はこんな難題をつきつけます。
曰く、「蓬莱の玉の枝」「燕の子安貝」「火鼠の皮衣」「仏の御石の鉢」「龍の頸の玉」をそれぞれ指定された貴公子に取って来てもらい、望みを叶えてくれた人と結婚します、と。
この5つの宝物、どれも伝説で到底叶えられるはずもない。
つまり、遠まわしに「お断り」してるわけです。
昨日の東国原宮崎県知事の返事もこれと同じじゃないかなあと思います。
でも世間では、「思い上がってる」とか「知事は踏み台だったのか」なんて意見もあるようで、本当のところはどうなんでしょ?
まあ、そう受け取る人の頭はよっぽど固いんじゃないかな、ってのが私の感想ですが(笑)
それでも野心はゼロではないんだろうな、ってのも感想。
万が一にでも要求が飲まれたら、その時は必死でがんばりますよって気持ちがないこともないんでしょう。
それぐらいの気概のある人じゃなきゃ、上に立ってもらっては困ります。
今は、そうじゃない人が上にいるので困ったこっちゃ。
もしも、東国原総裁で衆議院選が行われたとしたら、私はどこに入れるかなあ?
今の自民党には全く期待できなくて入れる気にはなれないもんで、東さんが上に立ったとしてもほいほい投票する気にはならんと思うし、かと言って鳩ぽっぽ党もなあ・・・(ー_ー;)
「竹取物語」では、本気で龍を探しに行って難破して命からがら逃げかえったり、燕の巣に手をつっこんでフンをつかんで落っこちたり、どうせ分かるまいと普通の鉢を持って行ってばれたり、偽物をつかまされたり、挙句にはわざわざ偽造して宝物を作って持って行ったものの、不払いで職人に訴えられてばれたり、と散々な目にあった挙句にかぐや姫を諦めさせられてます。
でも、そうまでしてもかぐや姫と結婚したい~って根性だけは買うことができる・・・まあ、嘘ついた人は別として、ですが(笑)
自民党にはそんだけの根性あるかなあ?( ̄▽ ̄)
そりゃそうと、「今日は沖縄で大事な式典があっていつも行ってて今年も行きたかったけどそっちを諦めてこっちに来ましたよ」と言ったKさん、そういうことでいいの?
東知事と会うのは他の日に変えることはできるけど、式典はその日だけですよ?
そういうこと言って高得点出せたと思ったら大間違いだと思います。