昨日の午後4時過ぎの出来事です。
池の端に2人の女性がいて、双眼鏡で鳥達のいるところを見てました。
「コウノトリおるんかな、私も見てこよかな」
と、手が空いてたので私も池の方に見に行きました。
うちの実家の前からすぐにはガードレールがあって行けません。
ガードレールをまたげばいいんでしょうが、交通量が多いので急いでそんなことしてて事故にでもなったら嫌なので、ガードレールの切れ目の前まで歩道を歩いて行き、そこで道を渡って池に行きます。
うちから見てやや坂の下の方に一箇所、上にガードレールの終わる広い場所があるのですが、双眼鏡を見てた方が上の方だったので、上から渡ることにしました。
お隣の前を通り過ぎ、一軒向こうのお宅の前からそっちに渡ります。
渡って池の方に行き、双眼鏡の方に話しかけようと思ったら、一足早く自転車に乗って同じ場所に来たおばさんに話しかけられました。
「あの、このへんにコウノトリの来る池があるって聞いたんですが!」
後ろに「!」がついてますが、これから先ずっとつきます。
ずっとその勢いで話してました(笑)
「ああ、ここです」
「知り合いにね、3人にコウノトリが来る池があるって聞いて!」
「この池です」
「3人からね、聞いたからね!」
人の話を聞かないおばさんです( ̄▽ ̄)
「この池です」
「ここでいいんですか!」
だからさっきからここだと言うておるのに。
「いますか!」
と聞かれたんだが、何しろ私も池のところに来たばっかり。
「いますか?」と双眼鏡の方に聞いたら、残念ながらいなかった。
「いませんか!」
と自転車のおばさんもがっかりしながらも、
「3人の知り合いがね、見たって、いっつもどこにいますか!」
「ああ、あそこのハンドルの」
「あんな上の方(電信柱の)にとまってるんでしょ!」
「飛ぶから上にもとまるかもですけど、あのハンド」
「あの上ですよね!」
ずっとこんな感じ(笑)
文字で書くとひょっとしてイラッとするかも知れないけど、そんな嫌な感じの人ではなかったんですよ。
何しろコウノトリに興奮して興奮して、ってな感じで質問しては食い気味に同じこと聞いて答えにまたかぶって、みたいな感じになってしまう。
それでもとりあえず、いつもどのあたりにいるか、いつ頃いるか、いつ頃帰ってくるか、みたいな話はしたんですが、その時にも、
「奥さん!この前に住んでるんでしょ!いいねえ!!」
と、心の底から羨ましそうに言われてしまったので、よっぽどよっぽどコウノトリが見たかったらしい。
「そうなんですけど」
と、とりあえず同じような感じでずっと住んでるのではないが、私が来る頃帰る頃にいたり戻ってきたりする、ということは通じたと思う、うん、多分。
それと、写真を送ったらピンバッヂをもらえることを教えてあげようとして、
「それでかわいいピンバッヂもらったんですよ」
「え、どこへ送ったら!」
「えっと、どこやっ・・・」
「あ、もういいです!」
おい、最後まで聞けー(笑)
とにかく、私だけじゃなく、双眼鏡じゃないもう一人の人、他の通りがかったおじさん、みんなにこんな感じで、
「見たかった、また来るのしんどいし、見たかったなあ!」
ってな感じでした。
どこの方か聞いたら、少なくともうちからは1キロ以上離れてて、しかも半分以上は上り坂の道のりを、コウノトリ見たさに自転車を走らせて来られたようです。
とにかくお昼頃が一番いる可能性高いと理解されたと思うので、また時間がある時にでも来られるでしょう。
見られるといいですな。
見たら見たでまた騒がしい気もするが(笑)
そうそう、
「神戸新聞で見た」
「電柱の上にいるんでしょ」
と、やたらとおっしゃってたので神戸新聞のサイトを見たら、なるほど電柱の上にとまってる写真が掲載されてました。
私は電柱にとまってるのはまだ見たことがないので、今度から電柱の上も見てみようと思います。