日別アーカイブ: 2017年9月23日(土)19時49分

造影剤検査は大変か?

お彼岸の中日、秋分の日ですね。

お彼岸の話を書こうかなとも思ったんですが、昨日の検査の話の方が書きたいのでそっちにします(笑)

入院してる時に動脈から造影剤を入れて検査はしたことあるんですが、退院してからは初めてです。
両親や伯母さんの造影剤検査に付き添ったり見たりしてるから、まあ大体はやること分かってる。

「めんどくせーなー」

と、

「造影剤が体質に合わなくてしんどくなったらいやだなー」

ぐらいの気持ちで行きました。

検査の1時間前に病院に行き、採血して、その結果を見てから検査をします。

呼ばれて採血とかする部屋に行ったんですが、なんか、あまり経験がないのか「あせっ!あせっ!」みたいな感じの看護師さんでした。

「採血後に点滴の道を確保するために最初から献血の針を入れさせてもらっていいですか?」

と言うので、いいですよ、と了承。

座って採血する枕みたいなのに両方の腕を置いたら、

「今日は右の正中でと決められてますので」

というので、まあ右手のど真ん中が一番取りやすい血管ではあるので、そこでいいかなと思いました。

んでですね、一応、

「右手のここが一番太いんですが、なんか斜めに走ってて、このへんからこういう感じで皆さんやってくれてます」

と説明したんですが、あせあせ看護師さん、

「あ、そうですね、はい」

と言いながらも、

「あーこれですかね、採血だったらそれでいいんですが、点滴のはもっと長いので、この先まっすぐにあるのかなあ・・・」

って、なんか色々と不安になることいっぱい言うてくれるんだな、これが。

「ちょっと怖くなってきました」

と言ったら、

「あ、あ、すみません、不安にさせたらいけないんです、気分悪くなってもだめなので横になってもらいましょうか」

と、診察台に寝さされました。

それですんなり針入ればいいや、と思ってたんですが、予想通り入らない。

「あの、なんかそういうのに慣れてるような人とかいないのかな~」

的なことを、ちらっちらっと呼びかけていったら、

「あ、あ、そうですね、ちょっとうまい人探してきます!」

と、一度針を抜いてどこぞに行ってしまった。

そういうのも慣れてるので、やれやれと思いながら待ってたら、すぐに違う看護師さんが来て、

「あれ、看護師いませんでしたか?」

と聞くもので、

「点滴のうまい人を探しに行きました~(笑)」

みたいに言ったら、

「あ、もしかしたら探されてるかも」

と、結局この人がそうだったようで、やってもらうことになりました。

んで、割りとすんなり入った。
よかったよかった。

「右手の正中なので手を伸ばしたままでいてもらわないといけないんですが」

と言われたけど、なんか、そんなこともやったことあるわ、そういや。

ってことで、点滴の管っぽいのを貼り付けられた手を真っ直ぐ伸ばしたまま、待合室に移動しました。

「ちょっと場所を考えないと点滴の針(プラスチックかなんからしい)が当たると痛いな」

そう思って、工夫しながら手をあっち置いたりこっち置いたりしてたんですが、そのうち手の置き場がなくなってきた。

予測するに、例えば机の角っことかが足に当たってても、短い時間だったら痛くないでしょ?
それが、長い時間当たってると、段々と痛くなる。
なんか、そういう状態が血管内で起こってるような、そんな感じになってきた・・・

30分以上その形でいて、やっと検査室に呼ばれて移動しました。
それがまた1階から2階で、エレベーターに乗って移動。

やっと検査室に入れた時はもう、

「ああ、やっと検査してもらえる、とっととやってもらってとっととこれ抜いてほしい!」

状態でした。

んでね、そのまま台に横になるのかと思ったら、技師さんが、

「この検査着に着替えてください」

って、浴衣みたいの出してくる!Σ( ̄▽ ̄;)

「え、この状態で?」

思わず口から出しましたとも。

さらに、髪の毛を留めてるゴムやらシュシュやらピン留めやら、全部取らないといけない。
そうか、MRIじゃないからいいやと思ってたなが、CTもだめだったか。

着替えるのに四苦八苦、さらに髪のピンも、さっきの「あせあせ看護師」さんが手伝ってくれようとしてるんだが、気を使いすぎてるからか、よう抜かんのだよ!

さっともう自分で抜いたんだけど、腕時計だけは自分で外せない。
そりゃそうですよね、右手真っ直ぐ伸ばしたままだもの。

んで、またこの看護師さんが腕時計もなかなか外せない不器用さ・・・
横のボタンを押して、とやっと外してもらったんだけど、しょう~じき、かな~りいらっとしてました、ええ( ̄▽ ̄)

そうやってやっとこ検査の台に横になったのはいいんだが、手を置く台がない上にこの頃になると、もうどこに手をやっても血管内のどこぞに管が当たってるような、痛いってのとは違うんだが、なんと言うか、

「(シー♭のイメージで)なーーーーーーー!」

と叫びたいような、そういういらーっとした気持ちになってました、ええ。

手を置く台がないもので、体を縛るベルトで固定してもらってるんだけど、動かしてるつもりではなくてもちょっとでもずれると、なんぞ痛い!
おまけに、左手も一緒なので、なんか左手も動くとどこぞ痛い!

「なーーーーーーーー!」

心の中で何度も叫びましたとも、ええ!

実際に造影剤入れる時間は1回目が1分ほど、2回目が30秒ほどだったらしいんですが、待ち時間やら造影剤濃度が低くなるまでの待ち時間とか、何もかもが苦痛!

「はい、撮影終わりました、楽にしてくださいねー」

って言われても、楽にでけんー!なーなーなーなー!

右手が、血管がどうとかよりも、位置を固定するためになんか変な方向向いてたりするもんで、全体的に突っ張ってるのか何か、もうどこもかも、何もかもが辛い!痛い!意味分からん!
おまけに左手もくっついて影響あるもので、こっちも変な感じ!

右手から造影剤が入って体の中が熱くなってくるんですが、左手がめっちゃ熱く感じる!
多分意識の問題なんでしょうが、左手まで辛いー!なーなーなーなーーーー!

小一時間かかってやっと検査が終わり、

「はい、点滴はずれましたよ~」

と言ってくれたんだけど、全然すっきりしないしもうぐったり・・・

静脈炎とかならないかとか心配したけど、血管と言うより、なんか右手全体のあっちこっちが意味不明に苦痛です( ̄▽ ̄)

昨夜寝る時に湿布して寝たのでちょっとましかな、とは思うけど、一番しんどいのは肘の下の外側、血管と全然関係ないとこ(笑)

検査終わって買い物して実家に行って、その話をして父親に爆笑された頃には、

「よっしゃ、ネタになった!」

ぐらいの気持ちになってましたが、いや、ほんま辛かったのよ?(笑)

ととろさんに言ったら、

「早く検査がいらないようになろう」

って言われたけど、なかなかむずかしいと思う。

とりあえず、多分また何年後かには造影剤しようと言われると推測されるんですが、その時に血管問題をどうしてもらおう、どう言おうかを今から悩んでます。

そして結論・・・

「造影剤、点滴が普通に入る人にはなんも心配ない検査ですー!」