細かいネタはいっぱいあるけど、やっぱりこの感想だけは書いておかないとな、と思って書く!
私はクイーンは知ってるけど、特にファンでもなんでもない。
それだけ有名なバンドですからなあ。
私が知ってることと言えば、今回のテーマにもなった「ボヘミアン・ラプソディ」の頃の髪の毛がくりくり長いフレディー・マーキュリーが、今回の映画のラストのライブシーンにもなったライブエイド、あの時に短髪ヒゲ、胸毛のタンクトップになってて「どうしたフレディΣ( ̄▽ ̄;) 」と思ったこと、あと有名な曲何曲か、だけです。
あのライブエイドの録画ビデオはどこぞにあると思うんだが、どこにあるかちと分からん、そのぐらいの関係。
映画のストーリーとしては、実話ということもあるけど、まあシンプル。
フレディー・マーキュリーが成功をつかんでいく段階で同時に大事な物もなくしていき、病気に感染して大事なものを思い出し、その「ファミリー」に戻ってライブエイドのライブを大成功させた、それだけです。
人間の人生って、大成功してもそうじゃなくても、結局それぐらいにかいつまんでまとめられるもんなんだなあ。
主演のフレディやった役者さんが、歯はちょいと誇張し過ぎかなと思ったけど、まあよう似てた。
でもあのラストのライブシーン、あれは見る価値があると思う。
すごかった。
どうやって撮影したんだろう、本当に再現してる、再現し過ぎ。
当時のあの熱狂まで画面から湧き出てくるようだった。
思えば80年代って元気な時代だったなあ。
なんだろう、あの無意味なまでのエネルギーは。
疲れるけど懐かしい。
それに比べて今は元気がない、と言うつもりはないけど、やっぱり何か違うよね。
ネットがあって、家で座ってても自分のこと主張できる時代になったからか、外に向かってない気がする。
私みたいな引きこもり体質の人間でも、当時は外に出てたような、そんな引っ張り出されるようなエネルギーがあったなあ。
「昔はよかった」なんて言うつもりはないけれど、今の元気がない時代に生まれた若い人たちに、あの時代をちょっと見せてあげたいな、という気はします。
それで受けてるんじゃないだろうか、この映画。
やっぱり元気じゃないとあかんですよ、うん。
私も元気もらいました♪