ハナワグリルのカツライス

今日は昨日作ったハヤシライスに買ったチキンカツをオーブントースターで温めたものを乗せて「カツハヤシ」にしました。

「カツカレーはカレーのままだけどハヤシはデミグラスのせいかカツのソースみたいになる、デミグラスカツ丼みたい」

とかクマさんが言ってました。

関西では加古川に「カツめし」というものがあります。
ご飯の上に茹でたキャベツとビーフカツを乗せてデミグラス風味のソースをかける、んじゃなかったかな、確かそう。

「カツめしの素」とか「カツめしのソース」みたいなのを売ってるので、家でも作ったことがあります。

私が「カツめし」を知ったのは大学の時です。
妹のお友達に加古川の人がいて、それで知った妹がソースを買ってきてそれで作ったんだったかな。
すぐ近くの場所のご当地グルメなのに全然知りませんでした。

その「カツめし」を食べて思ったのは、

「ハナワグリルのカツライスと似とう」

でした。

神戸の元町に「ハナワグリル」という洋食屋さんがありました。
今もあるのかなと思って調べてみたら、なんてことでしょう、今年の3月いっぱいで閉店してました。
入ってた建物が建て替えになるので閉店らしく、もしかしたらまた他の場所で始めるかも知れませんが、今のところは閉店らしいです。

それで「カツライス」の話に戻りますが、私が子供の頃、一族の長である大伯母の料亭で、何かあると一族が集まってました。
お正月とか法事とか、なんか他にあると集まってたなあ。

その時に料亭だったので和食になるわけですが、子供たちは洋食の方がよかろうということになったのかどうだか、子供達だけハナワグリルの「カツライス」を出前で取ってもらってました。
すごくおいしかったです。

お皿の上にご飯、その上にカツが乗っててデミグラスソースがかかってる。
子供たち、と言っても結構な数いるんですが、みんなそれを食べさせてもらってました。
思い出の味です。

その後料亭は潰れてしまったんですが、その前に大伯母が亡くなった後で段々と親戚が集まることもなくなってしまい、当然ハナワグリルの出前を取ることもなくなりました。

その後、大人になってからハナワグリルに行ったことがあるんですが、頼もうと思ったらメニューにありませんでした。
元々はあったメニューなのか、それとも裏メニューだったか、もしくは出前だけだったのか。
もう知ってる人はいないので本当のところは分かりません。
父親は知ってるけど店で食べてても出前の注文とかしたことないし。

そういうわけで、私はハヤシが残ったらカツ乗っけてカツライス風に食べるのが好きなわけです。
本当はトンカツだった気もするけど、そのへんよく覚えてないので、お得なチキンカツでですが(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です