ネットのニュースで「盆栽美術館の高価な盆栽が枯死した」というのを見ました。
寄贈された盆栽で600万円するらしい!
その原因を読んで「ああ~」と思ったのです。
「コガネムシの幼虫の根の食害と寒暖の差の激しさなどが重なったためとみられる」
「コガネムシの幼虫」とは「ネキリムシ」なんですよね。
先日、うちの実家にあるハナミズキもやられて押すと動くようになってました。
何した時だったかなあ、なんでかハナミズキを持ったらぐらっと動く。
「あれ、これって・・・」
今までにも何回もそういう経験あったもので、もしかしてと根元を掘ったらいた。
カブトムシの幼虫をもうちょい小さくしたようなやつがキュッと丸まっている。
かわいそうだが放置してたらうちの子が枯れてしまう。
土を掘って見つけたら放り出してキュッと踏んでおく、ごめんね。
罪はないけど厄介者、その日は4匹ほど見つけました。
そして後日、ずっと前に枯れたゴールドクレストの場所にハナミズキを移動しようと思い立つ。
実はずっと前からそうしたいと思ってたんですが、なかなか実行に移せなかったんです。
その日、ちょうど時間ができたのでそこを掘り、まだ残ってたゴールドクレストの根っ子の残骸を放り出し、根っ子のひげ根が減ってしまったハナミズキを移植しました。
その時、また2匹ばかりネキリムシが出てきた。
結構あっちこっち掘ったんですが、まだいたんだなあ。
あのまま同じ場所に置いておいたら完全に枯れてしまってたかも。
移植して、根っ子が減って大地にしっかりしがみついてないもので、色々と支えになるようなものを上に乗せ、ちょっとこまめに水やりをしておいたら、多分持ち直した気がします。
まだまだ分かりませんが。
土の中でやられるもので分かりにくいんですよね。
特に今は実家には通ってて、時間もあまり取れないし、植木とか全然見る時間もないぐらいだし。
なので不思議だなあと思いました、盆栽。
美術館って言うぐらいだからきっと毎日誰ぞが見てるはず。
特にそういう高級なの、しっかりチェックしてなかったのかな?
温暖化でどうたら言うてるけど、どっちかってとネキリムシが原因じゃないのかなあ。
よく見てたらおかしいなと気づくはず。
特にそんな高い盆栽、もうちょっと早く気づいてたら移植して助けられたようにも思えます。
まあ、素人にはよう分からんけど。
ネキリムシだって生きてて食べられる物探してるのは分かるけど、普通の山の木とかじゃないんだから、もそっと見ててあげてくれんとな、と思いました。
まだまだたくさん盆栽抱えてるんだろうし。