日別アーカイブ: 2021年3月4日(木)09時23分

見てしまった人

昨日はお雛様でお寿司を作って食べました。

私は実家で父親と食べ、ととろさんには持って帰って食べてもらいます。
これがね、正直結構めんどくさいのです。
どっちかの家で一度で済めばなあといつも思います。
一緒に住めればいいんだけど、今の家の状況ではどっちかに一緒にってのはちょっとむずかしいので仕方がない。

そんで、帰ってまたととろさんにお寿司出して、自分はくしゃみしてたり(帰った時は出るなあ)色々してたら食べ終わった。

「ごちそうさま」

そう言った後、座ったままでなんか様子が変なのです。

「どしたん?」

と聞いたら、エヴァでよく見る碇ゲンドウみたいな様子でじっとしてる。

「何?」

ともう一度聞いたらやはりゲンドウモードでつぶやいた。

「ととろさんは見てしまった・・・」
「は?」

何を言ってるんだこのクマは、と思いました。

「見てしまったのよ・・・」

一呼吸つき、

「和菓子があることを」
「は?」

この時、ととろさんは「和菓子」と言ったらしいのですが(後で確認した)私の耳には「お菓子」と聞こえたんですよね。
でも昨日、なんか買って帰ったとか、家になんかあるとかいう状態ではなかったのでますます何を言ってるんだこのクマは、と思ったのでした。

で、へ?ってな感じになったのですが、一瞬置いて思い出した。

「ああ、あれか~」

それからその言い方、

「見てしまったのよ」

がツボにはまって大笑いしてしまった(笑)

ととろさんが見てしまったのはこれです。

DSC_0231.JPG

私が毎年買う、父親の故郷のお菓子屋さん作のお雛様菓子(笑)

毎年1つ買って父親と3人分にカットするのですが、今回は2つ買えば切らなくていいと思い付き、1つ持って帰ってたのでした。
でも色々やってたのとくしゃみ出てたので忘れてしまってた(笑)

「大丈夫?記憶力なくなってる?」

とか言われたけど、色々やってたら忘れるんやがな。

で、「見てしまった」お雛様の和菓子をその後できちんといただきました。

でもその後もずっと「見てしまった」を思い出して一人で笑ってしまったお雛様でした(笑)