今日、いつものお客さんのところへ配達に行ったら、家の中からなんとも心地よい音が聞こえてきました。
「あれ、これもしかして」
そこのおじさんが、三味線を習っているとおばさんから聞いていたんです。
「そう」
と、おばさんがにこにこしながら言ってくれたんですが、いや、うまい、最初CDか何かかけてるのかと思った。
聞くと、習い始めてまだ2年半だとか。
三味線ってむずかしいですよね、それでひっかかりもせず、きちんときれいに弾いてるので、まじめに感心しました。
ここのおじさんもなかなかパワフルな方で、毎日のようにジムで泳いだり、打ちっぱなしに行ったりして、
「あの人が休みで家にいるのは木曜日だけ」
と、おばさんが言ってるぐらい、毎日どこかに出かけてらっしゃるそうです。
いやあ、見た感じ、普通のおじさんで、申し訳ないけど、そういう方には見えません。
すごく感心しました。
2年前ということは、結構お年になってから始めたわけです。
そうやって思い立つのも偉い。
いくつになっても、やりたいと思うことはやった方がいいですね。