俳優の西田敏行さんが亡くなったとのニュースが流れてびっくりしたんですが、年齢を聞いてまたびっくりしました。
76歳だとのことで、聞いてまず思ったのが、
「え、まだそんな年齢?」
でした。
もうかなり昔から知ってる方なので、なんとなくもうとっくに80代になっているような感じがしていたので、思っていたより若いと少しびっくりしたんです。
そして次に思ったのが、
「まだお若いのに」
と、こちらは亡くなるにはまだ若いのに、ということです。
今は80代でもまだまだ若いとは言いませんが、寿命には早いという印象を持ったりもします。
もちろん、個人差もあり、病気やケガをなさったり、諸事情で受け止め方も違ってきますが、芸能人などのテレビで見かける方はお元気な時の印象があって、ご病気とかをなさっていて、療養なさってたとしても、その姿を見ないと元気な気がしてしまうということもあるでしょうが。
とにかく西田さんに関しては、2つ、少し違う意味で「若い」と思ってしまったということです。
少し内容は違いますが、最近多い強盗事件で残念ながら亡くなった方がいらっしゃいます。
その方も70代で、一人暮らしかと思ったら、奥さんがいらっしゃったけど、その時には一人だったようです。
窓が開きっぱなしでそれをおかしいと思った隣人の方の通報で、中で亡くなってらっしゃるのが見つかりました。
そのニュースの時に、奥さんはその時どうしてたのかなという話になったら、ととろさんが、
「もう70代の人がそんなに長く家を空けたりするのかな」
と言うもので、
「何言うとん、今の70代のおばちゃんなんか若い若い、お友達とグループであっちこっち出かけたり、旅行したり、趣味があったりするよ」
と言ったらととろさんがちょっとびっくりしてたんですが、確かに昔だったらそんな年齢で家を空けて、ご主人を置いて出かけるなんてなかったのかも知れません。
でも実際はお元気ですよね。
それに、旅行とかじゃなくても、何か用事があって子どもの家に行ってるとか、いくらでも出かけることはあると思います。
それを考えると、やっぱり今の70代はまだまだ若いなあ。
うちの母親が70代で亡くなってるの、そう思うとやっぱりなんだかすごく短命だった気がしてしまいます。
うちの母方祖母が40代の時、もうすっかりおばあちゃんだったみたいな話を聞くし、亡くなったのも50代なので、少し前には還暦迎えるというと干支が一周するぐらい長生きという感じだったけど、今では全然違いますもんね。
でもなんだか70代、80代の方がどんどんと亡くなっているようで、この先、私たちの年代がその年齢になる頃には、あまり長寿の人がいない、なんてことあったりしないかちょっと心配にもなります。
そういや私が10代の頃、その年代の人間は、
「30代、40代まで生きられなくなるから将来のことを考える必要ない」
なんて言われたことがありました。
あれはなんでだったかよく覚えてないけど、なんかそんな本が出たりしてたんだったかなあ、友達もそんなこと言ってたし。
せっかく生きてるんだし、医学や科学も発達してるんだから、もうこうなったら絶対100まで生きてやる、って気がしてきた。