未完の大作

小説家の栗本薫さんが亡くなりました。
大きな病気と手術をなさったのは知ってましたが、つい最近出た「グイン・サーガ」のあとがきでは体調がいいみたいなことを書いてらっしゃったので、まだまだがんばってるなあと思ってたのに残念です。

高校だったか大学だったかの時、本屋さんでたまたま手にとった「豹頭の仮面」がグイン・サーガとの出会いでした。
その時はまだそんな長いお話とは知らず、表紙の双子らしい絵と、ぱらぱらとめくったらやっぱり双子が出てたので買ったのが始まりでした(笑)

1冊ずつタイトルが違うから、1巻だけで終わると思ったら続いたので、ついつい買ってましたが、60数巻あたりでちょっと本を読むゆとりがなくなった時があり、その頃が確か毎月のように新刊を出してらっしゃった時期で、そこで読むのが止まってます。
今が126巻なので、本筋の半分ぐらい読んでるんだなあ。

この春からはアニメも始まったのに、本当にさびしいことです。
続きが気になってるけど、読んでない部分が60冊かあ(笑)
最初から読み直すにしても、続きを買うにしても気が遠くなりそうですね。
それを全部一人の作家が書いてたのかと思うと、やっぱり頭が下がります。

ご冥福をお祈りいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です