先月、6月の下旬のことですが、ほえ氏が、
「これいいよな~」
てなことを言い出したものがありました。
何かと言いますと、今月の1日、「うるう秒」があり、明石天文科学館で記念イベントが催され、その時に作られた記念スタンプが今月いっぱい押せる!というものでした。
「おお、こりゃ確かに行きたい!」
「そんじゃ行くしか、ほうらく堂も含めて」
「行くか~」
てなノリで、今日行ってきました(笑)
最寄り駅でほえ氏を拾い、まずはほうらく堂でかき氷。
夏の定番ですなあ、おいしいですなあ(⌒▽⌒)
今回は写真のように、ほえ氏が「宇治ミルク金時」、ととろさんが「ミルク金時」、そして私が「宇治金時」と、見事に3人ばらばらになりました(笑)
雨模様で少しだけ気温が低かったのは残念ですが、とりあえず今年の夏が始まった!てな感じです。
できればあと2回ぐらいは行きたいけどなあ。
それと、これもできれば、元町の二つ茶屋のくずもちしぐれもいっときたい・・・
さて、かき氷の後は100円パンのお店でお昼ご飯。
このお店は1階で買ったパンを持ってあがり、そこで食べることができるのです。
2枚目の写真、フランスパンをアレンジした「カツオとトマトのタルティーヌ」と「たるたるフィッシュサンド」が私の、残り4つはととろさんのですが、「あん食パン」があまりに強敵で、「天使のクリーム&クリーム(味見したけどめっちゃ甘い!)」と2つだけ食べて「いちごチーズスフレ(白い丸いパンに隠れてた!)」と「タルタルフィッシュサンド」を持ち帰ることになりました(笑)
ほえ氏も「あん食パン」食べてたなあ。
私はかき氷食べた後だったので2つでお腹いっぱいだった( ̄人 ̄)
お昼ご飯をしっかり食べた後、本日のメインイベントの明石天文科学館へ。
3枚目の写真、ほらほら、スタンプ押せたよ~♪
スタンプの場所を聞いたら違う場所教えられてしばらく探してしまったけど、しっかり押せた。
なんだか「うるう秒は廃止しよう」てな話も出てるらしいから、ひょっとしたら最後の記念スタンプになる可能性もあります。
貴重貴重・・・
そうそう、一つ絶対書いておきたい話があります。
プラネタリウム、今月は冥王星の話だったんですが、7月ということで七夕さんの話もありました。
みなさんがよく知ってる織姫と彦星の話もあったんですが、奄美大島の七夕の話がちょっとおもしろかった。
あるところ(奄美大島だろうが)にミケランという青年がいたんですが、ある時泉で天女が水浴びしてるところに出くわし、その羽衣を持って帰ろうしたところ、「それを持っていかれると天に帰れなくなる、返してください」と言われたが、天女の美しさに「結婚してくれたら返してあげます」と言ったまま、結婚して羽衣を隠し続けました。
よくある羽衣伝説ですよね、ですが次からが違います。
その後2人の間には男の子と女の子が生まれるんですが、ある時羽衣を見つけた天使が子供を連れて天に帰ってしまう。
ミケランが家に帰ると置き手紙があって妻と子供がいない。
そして手紙が一通。
「わらじを1000足編んでそれを埋め、そこにタケノコを植えてください、そしたら竹が伸びて天に届きます」
そう書いてあったので一生懸命わらじを編むミケラン、2年かけて999足編んだところで、早く家族に会いたくなり、それを埋めてタケノコを植えます。
「おいおい、2年も待ってあと1足ぐらいとっとと編まんかいな」
と、つっこんでたら、それでもタケノコがのこのこ伸びていった。
ミケランが竹をどんどん登っていったら、もうちょっとというところで1足分の長さが足りない(笑)
天に届かないミケランを見つけた天女と子ども達、手を伸ばしてやって天に上がることができました。
「そこまで引っ張りあげてやるぐらいなら、帰るの待って一緒に天に連れてってやったらいいの」
と思ったのは内緒(笑)
そして天で暮らすことになったミケランですが、天女の父親の天帝、
「あと1足で手を抜くような男は信用できん、このうり畑をちゃんとまじめに見守ることができたら信用しよう」
と、うり畑を監視させます。
そしてミケラン、またやっちまいます。
何を考えたか、うりを食べようと思ったんでしょうねえ、切ってしまいます。
「せっかく信用を取り戻すチャンスをくれたのにアホか!」
思います、誰でも思います、ええ。
そして切ったうりから大量の水が流れだし、ミケランは流されてしまいます。
その水が天の川。
川の向こう岸に流されてしまったミケランも天女も子どもたちもさびしくて悲しくなり、それをかわいそうに思った天帝が、
「1年に1度だけ会っていい」
と言ったってのが、奄美大島の七夕でした。
なんつーか、羽衣と七夕が混じったようなお話ですね。
しかし、ミケランって、奄美大島の名前なの?
何人やねん、って感じです。
と、楽しく1日遊び、今度はどこどこ行きたいな~てな話をして解散しました。
面白かった、また遊ぼうぜ~