理系のおじさん

今朝方、母方の長男であるおじさんの夢を見ました。

4時半頃なんですが、目が覚めてから、なんでいきなりおじさんの夢を見たかなあと考えてて、ふと思い出した。

「あ、今日はおじちゃんの誕生日やん!」

そうだったんですよ、それで夢に出てきたのかなあ。
色々と考えてて、おじさんが好きだった物をお供えしようかなと思いました。

正確には大好物だったかどうかは分からないけど、ちょっと思い出の物があるんですよね。
「ジャムパン」と「クリームパン」です。

私が大学を出て就職し、4月か5月に大阪の千里で2日間の研修があったんです。
朝が早く、かなり早く出るか一泊しないと時間に間に合わず、茨木のおじさんちに泊めてもらうことになりました。

泊めてもらったんですが、ちょうどその日、おばさんが金沢に住むいとこ(出産すぐだったかなんかだった)のところに行ってて、従兄弟も仕事でほとんど家にいなかったのでおじさんが世話をしてくれました。

夕飯は食べたのかどうか覚えてないんですが(同期と食べたか夕食はついてたのかも)、翌朝の朝食はしっかり覚えてるんです。

それが「ジャムパン」と「クリームパン」だったんですが、これがきれいに均等に切ってあったんです。

「私はパンを十六等分に切ることにしてるんや、と言うのがですな、こうしておくと1つがちょうど一口分で・・・」

との講釈付でいただきました(笑)

そういうおじさんだったんですよねえ。
ものすごくきちんとしてた。

タバコは1日13本、「起きた時に1本、食後に1本、それから・・・」と、吸う時間がきちんと決まってて、その本数だと一ヶ月にほぼ400本、20本入り20箱の2カートンでいいんだそうです(笑)

なんでもこんな感じで、なんちゅうか、めっちゃ理系!なおじさんでした。
なんでもぴしっとまっすぐでないとだめだし、考えようによるとめんどくさいですが、本当にきっちりしてた。

本当に頭が良くて、戦前ですがいつも学校では主席で軍事教練(てなもんが当時あった)でもいつも指揮官ですごくかっこよかったらしい。
おじさんの血がもうちょい私にも流れてたらよかったんですが、残念ながらほとんどこなかったみたい(笑)

亡くなる少し前、誕生日に母が送った誕生祝いのお礼の電話をかけてきた時、珍しく私とも長く色々と話をしたんです。
そんな色んなことを思い出してました。

ととろさんが一応理系なもんで、何かあったら、

「これが理系の考え方やから」

って言うことがあるんですが、おじちゃん見てたら全然違うから!とよく言ってます(笑)

おじちゃんに習ってパンを切ってお供えして、父親と一緒に食べました。

ファイル 2352-1.jpg

ただ、1つのパンを十六等分だとちょっと小さいなと思ったので、多分1つのパンが八等分、それが2つで十六切れだったんじゃないかな、と思ってそうしてみたんだけど、どうかな?
夕飯にはやっぱり好きだったお刺身も少し添えてみたし、喜んでくれてるかなあ。

うれしかったらまた夢に出て講釈たれてよね!(笑)

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