思い出のカレーパン

昨日、買い物に行った時に写真のものを見つけました。

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「カレーパン」

いや、まあ、特筆することもない、どこにでも売ってるカレーパンです(笑)

ただ、昨日買ったパンを見て、つい子供の頃のことを思い出しました。

私は中学を卒業するまで須磨に住んでいたんですが、その中学3年の時におばさんを亡くしました。
母の一番上の姉で、親子とまではいかないけど、まあそこそこ年が離れたおばさんです。

母の両親は早くに亡くなって、そのおばさんの家が母の実家みたいなもので、ほぼ毎週日曜日にはおばさんの家に行ってました。
当時は土曜日は休みじゃなかったし、今思えば両親は大変だったろうなあ。

おばさんの家は神戸市、今の中央区の花隈にあり、大叔母の料亭もその近くにあったので、大叔母のところにいるもう1人のおばさんにも、その時に会いに行ってました。

その一番上のおばさんは、私達が来ると言うのでいつもお菓子やジュースを買ってくれてたんですが、それだけじゃなく、おばさんちから見えるパン屋さんにも連れて行ってくれてました。
おばさんちと同じ道筋の少し東にあった小さいパン屋さんなんですが、小さい子を連れて行くにはいい距離だったかも。

そこのお店にいつからかオーブントースターを置き出したんですよ。
当時はまだトースターと言うとポップアップの、焼き上がったら飛び出すトースターしかない頃だったので、子供心に非常に珍しかったのを覚えてます。

そこで、おばさんはカレーパンを買ってもらうと、そのオーブントースターで温めてもらうんです。
それをもらって温かいカレーパンを食べるが、なんだかすごいごちそうみたいでした。
お店で揚げたてコロッケもらって食べるのと似たような感じかなあ。

その後、うちもオーブントースターになり、お店のオーブントースターにありがたみもなくなってしまったんですが、今でもカレーパンを買うとその時のことを思い出します。
もちろん、今朝も焼いて食べました。

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