連覇の喜びはほんの一瞬

スポーツにほとんど興味がなく、オリンピックもどっちかと言うと「オリンピックと高校野球しかやってないからテレビで見るものがー」な私ですが、昨夜の吉田沙保里選手のレスリングは、さすがに気になりました。

本当、「ビーバップハイヒール」も見ずに見てたもんね。

もっとも、結局最後まで見ることはできず、早起きもできず、起きたらどうも負けたみたいだな、とテレビの雰囲気で知りました。
だって、バドミントンの金メダルの話題ばっかりだったもの。
4連覇してたら絶対もっと騒いでるはず。

銀メダルでもね、すごいと思います、うん。
すごい重圧だったと思うし。

前日には同じく4連覇かかってる伊調馨選手が先に4連覇達成してるし、他の人も金メダルとってるし、絶対金間違いなしってずっと言われ続けてるし勝って当たり前と思われてるし霊長類最強とか言われてるし。

想像しただけで吐きそうになる、と言うか私が本人だったら確実に吐いてる、それどころか本人も実際に吐いてるかも知れない。

表彰台でも悔しそうに泣いてたし、実際、悔しさしかないんだろうなあ。
下から上がってきての銀メダルだったら快挙で喜びの涙になるんだろうけど、吉田選手のはほぼ悔し涙オンリーかも知れない。

先日、元トランポリンの日本代表、オリンピックにも出場された廣田遥さんが言ってた言葉を思い出しました。

廣田さんは今、「ちちんぷいぷい」のリオ応援団としてリオ入りしてるんですが、連覇についてこんなことを言ってました。

「連覇はうれしいけど本当にその日だけ、一瞬だけなんです、自分は海外ではないけど国内で連覇してる時につらくて(全日本トランポリン競技選手権大会10連覇)に『誰か代わりに勝ってくれへんかな』と思ってました」

その辛さがずっとずっと続くんだそうです。

勝って、その時はうれしくても本当に一日、一瞬で、また次の連覇に向かって苦しい日々が続く。

どっひゃ~うっひゃ~きっついよ、これは!

ただただ金メダルのためだけにその苦しさに耐えてきた吉田選手、それを思うと銀メダルにおめでとうって言えない。
個人的には立派なことだと思うし、よかったとも思うし、2位じゃだめなんですか?とも思うけど、そんなもんじゃないんだろうなあ。

私には到底分からないことだけど、それだけ苦しんで苦しんで苦しんで、それでもつかむその一種の喜びって、それこそその何倍もうれしくてうれしくてうれしくてうれしくて、それこそ想像を絶するほどうれしいんだろうなあ。

この次のオリンピックに向かって、その一瞬に向かって、また苦しい苦しい日々を続けるのか、負けて今回で終わるのか、今度はそのきつい決断をしないといけないんですね。

それも想像を絶することだけど、王者だけが持つことのできる悩み、吉田選手には苦しんで苦しんで決定してほしいと思います。

とりあえず今は、お疲れ様でした!

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