整骨院の先生

今日は電気屋さんの展示会があり、朝から行って来ました。

その後、駅前にある大きいスーパーに買い物に行ったんですが、その時に偶然、以前通ってた整骨院で働いてた方にばったり。

いつもそのスーパーに行ったら通る道が決まってるんですが、今日はそこを通らずに一本違う角を曲がったら、その道を端っこまで行った角っこで、まさに「ばったり」

「あ!」
「あら!」

みたいに本当ん角っこでばたっとお会いしました。

その整骨院が閉院してから一度も会ってなかったので、数年ぶりになります。

そして、整骨院の先生の話になり、どうなったのかを聞いたら、やっぱり思った通りに亡くなってました。

「やっぱり、あの先生がいい加減なことして閉院するとは思えなかった、そんな予感してました」

と、色々とお話をしました。

家が割りと近いので、それまでに道で会ったりすることもあったのに、全然会わないと思ったら、

「私、今は淡路島に住んでるんです」

って、ええっ!

なんでも、ご主人のお母さんが体調を崩し、それで夫婦揃って淡路のお母さんのところに引っ越したんですが、その後お母さんも亡くなって、今は淡路に夫婦で住んでらっしゃるとか。

「こっちの家もあるのでたまに見には来てるけど、今日は駅を降りてすぐにここに来たらばったり」

なので、私もいつもだったらこのルートは通らなかったことを話し、

「きっと先生が会わせてくれたんやねえ」

となりました。

だって、本当に5秒も違ってたら会わなかったんですよ。
それも、今は淡路島に住んでる方とあのタイミングでばったりなんて、それ以外に思えない。

「きっとまた先生が会わせてくれますね」

と、挨拶をして別れました。

本当にいい先生だったんです、ちょっと頑固だったけど。

「先生、患者さんがいらっしゃる時は平気な顔してたけど、誰もいなくなったら奥の部屋で休んでた」
「最後の最後まで戻ってくるつもりで湿布をいっぱい作ってた」

とか、どの話を聞いても、

「先生らしいなあ」

とのエピソードばかりでした。

私が腰を痛めて入院する前年、一度軽く腰を痛めて、その時は外科でブロック注射をしてもらったので、2012年にはもう閉院してました。
そして2010年にはととろさんが靭帯切ってお世話になってたので、2011年か2012年まではやってらっしゃったんですよね。

先月、父親が首を痛めた時も、先生がいたらなあと思ってたんです。

うちの近所、整骨院がいっぱいできてるんですが、あの先生ほど信頼できる先生にまた会えるかどうか分からないし、腕もピンキリらしくどこにも行ってません。
本当にいい先生だったのに、とってもさびしく、とっても残念です。

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