火曜日の夕方、
「はうあ!実家のゴミ捨てるの忘れてたΣ( ̄▽ ̄;) 」
と愕然としました・・・
水曜日、実家のゴミを持って帰ったんですが、その時にすでに重かったのです。
それにかさばる。
いつもだったらそこまでではないんですが、今回、ちょっと重い物を捨てたのと、お弁当の空とかが多かったんです。
料理したゴミとかないだけ臭いのは少なかったけど、魚の骨とかはあった。
うちのキッチンの片隅に鎮座まします大きな青いゴミ袋。
今朝、うちのゴミも一緒に「えいえい!」と押し込み、6時半頃にようやっと出してこれました。
そして思った。
「ゴミ、回収してもらえて本当にありがとう」
それと同時に、
「回収がない時代だったら逆にこんな苦労なかったんだろうなあ」
父親に聞いたことがあります、昔はどうしてたのか、と。
そしたら、大抵の物は埋めて自然に返してた、と。
食べ物のゴミなんかは畑の隅に埋めてたら肥料になってたそうな。
江戸時代の暮らしのことを読んだりしてもそうですよね。
大抵のものは「使い切る」と。
着物も、古くなったらつぎ当てて着て、もっとくたびれたら赤ちゃんのおむつや雑巾にして、それもくたくたになったら焚付にして、さらにその灰まで使ってた。
無駄がない。
「流水凜子」さんという漫画家さんがいらっしゃいまして、インドの方と結婚されて日本で住んでます。
その流水さんがインドに帰省して、その時におみやげをいっぱい持っていったら「ビニールゴミが多いのに気づいた」とか。
それから何年も経ってますから今はどうか分かりませんが、その当時のインドのその地方では、日本の江戸時代に無駄がない生活をしてたそうです。
冷蔵庫もないのでその日とった食材でご飯を作って食べきって、残ったのは牛や鶏の餌になる。
ビニールゴミなんて出ることがありません。
なのでおみやげを包んでいたビニールとかは、旦那さんのお兄さんが穴を掘って埋めてくれたそうです。
でもこのビニール、土には戻りませんよね、戻るとしても何年かかるのか。
ふと、今朝そのことを思い出しました。
そもそもゴミ袋だってビニールだし。
正直、今、ビニール袋がなくなったら困る。
ラップも困る、アルミホイルも、ジップロック、密閉容器、その他もろもろ、困る困る困る。
どうすりゃいいんでしょうねえ。
昔に戻るってのはなかなか難しい。
なんとか、自然に還るけどビニールと同じぐらい便利、なものが普及してくれりゃあなあ。
そしたら遠慮なく捨てられる、ってなると、そりゃまた本末転倒ですな。
せめて、食べ残し、捨てる食材だけは減らしたい。
今回、手をケガしてずいぶんと無駄にしてしまった食材があるもので、余計にそう思いました。