猫背の熊

「右肩が痛い、ちょっと前から痛いのが治らない、今日はちょっとひどくなってる」

ととろさんがそう言うので、夕方いつもの外科に行って来ました。
ととろさんが巻き爪、私が腰でお世話になっている、あの、なぎら健壱テイストの先生のところです。

レントゲンを撮って調べたところ、

「頚椎のカーブが変なので、筋肉か神経か筋か何かが当たって痛いみたいだが、これ以上はMRIでないと分からない」

らしいです。

とりあえずは僧帽筋を鍛えて姿勢をよくすることで改善するだろう、とのことでした。

「まあね、痛みが続くならブロック注射とか、他にも色々あるけどまずは肩こり体操から」

と言うもんで、

「ブロック注射してもらい!」

と、横から口出してしまいましたよ。

ええ、私も診察室に入ってました。
なんでかと言いますと、入院した日にお世話になったきりで、その後の報告とか行ってなかったからです。
ととろさんが爪の治療の時に借りてたレントゲンを持って行って少し報告はしてくれてたんですが、先生が気にしてたから一度挨拶に行った方がいいなとなってました。

そういうわけで、一緒に入って話を聞いて、痛みがあったらすぐ注射の方がと思ったわけですね。
だって、そうでも言わないと、すぐに自力で治すとか言い出すクマがおるのです。
自力で治らんから病院来てるっちゅーの(-。-) ぼそっ

「先生、猫背で姿勢悪いんですが、関係あるんですか?」

と、そう聞いたら、関係あるらしい。

そう、ととろさんは猫背で姿勢が悪いのです。
特に首のあたり、なんか前にぐっと出て、私がその姿勢をしたらかなりしんどい、レントゲン撮ったら見事にそこがカーブが変だったのです。

「本人はその姿勢が楽なんやろね」

と、先生にばっさりやられてたから、だからすぐに頭が痛くて気分悪くなるんじゃよ。

結局、マイクロ波やら赤外線だか紫外線だかを当ててもらって帰ることになりました。
湿布もそんなに効かないからね。

私は怖い病気でなくてよかったなあと思ってるのに、ととろさんは、

「怖いやん、頚椎やで(ー_ー;)」

とか言うので、

「猫背を治したら治るやんか、姿勢治せばいいじゃないの」

と言って、さらに、

「おまえは今日から猫だ!クマのくせに猫背の猫、クマで猫で体も大きいから大熊猫、つまりパンダと呼ぶ!」

と言ったら、

「パンダはいや、パンダは裏切り者やから!Σ( ̄▽ ̄;) 」

って、なんの裏切り者なんじゃ(笑)

それから、

「パンダが嫌なら猫背を治して元のクマに治るように努力しなさい」

ってなことになりました。

お風呂に入る前、もらった紙を見て肩こり体操してたけど、治るかなあ?
まだ若いうちに、骨がきれいなうちに(先生がそう言った)ちゃんと治さないと、本当に年とるにつれてしんどくなるからね。
うん、治しましょう。

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