昨日、
「このところ連続でアレに遭遇してる、なんで私の前にだけ!」
と、嘆きの日記を書きました。
そして思い出した。
「そういや、足拭きマットとかついたりして進化してる例のホイホイ以前はこんなん使ってたなあ」
今やホイホイやベトナム戦争やおいしい物思い出すような置くタイプ、それから私が今使ってる寄り付かなくなったり通ったら効き目あるスプレータイプ、それから何ヶ月かに一度モクモクするタイプとか色々ありますが、昔はそういうのなかったんですね、多分。
私も小さかったからあまりよく覚えてませんが。
アレが写真とかで出てくるだろうとビクビクして調べられなかったんですが、勇気を出して調べてみたら(好奇心で死ぬタイプなのです私)、
岩谷産業が発売した「インタック」
という商品のようでした。
写真見たら確かにこれだわ・・・
どういうものかと言いますと、プラスチック製で本体は茶色っぽい箱。
フタは透明です。
その中に仕切りがあり、金属製のテープ切る金属やトイレットペーパーホルダーのフタ部分みたいなのがプラプラぶら下がってます。
中の方にエサを入れて呼び寄せ、その金属のドア?を押して入ったら、もう出られないという仕組みです。
これ、何が嫌かと言いますと、
「洗って使う」
んですよ・・・
嫌でしょ!
アレが入った物体を洗って使う!
めっちゃ嫌!
我が家にもあったので母親その処理してたのかと思うと、偉い!と言うのと同時に怖い!
この時代じゃなくてよかった!
これの話が2つあります。
1つは、私の友人の話。
うちは駅から歩いて20分とか場所に家があったんですが、そのお友達の家は駅近くでした。
それでよく遊びに行ってたんです。
お兄ちゃんがいて、その人にも手品してもらったり切り紙してもらったりしてよく遊んでもらいました。
田舎から送ってくる干しいもおいしかったなあ・・・
ある日、駅近くの母親が美容院に行く間、やはりまたそのお友達の家に遊びに行きました。
行ってみたら、家の前でそのお友達が座って何か見てる。
何を見てるのかなと思ったら、この「インタック」を、中身が入ったソレを、おひさまに当てて中身が動かなくなるの見守ってたΣ( ̄▽ ̄;)
あぎゃああああああ!
そう思ったのは覚えてますが、その後どうなったかは覚えてません。
彼女、それをじっと見てたのです。
おとなしい子だったんですが、すごく衝撃だった。
多分、その後は見るのやめて一緒に遊んだんだと思うんですが、じっと見てたのが衝撃で覚えてます。
そして2つ目は、団地の下の階のおばさんの話です。
ちょっと個性的なおばさんでした(笑)
今でもお元気で年賀状のやり取りをしてます。
母が亡くなった時も来てくださいました。
今はそのぐらいのお付き合いです。
そのおばさんちが引っ越すことになりまして、ご近所の人もお手伝いしてました。
うちの母親もお手伝いに行ってたらしい。
私はまだ子供だったので行ってませんが、その時のことを聞いた話。
まあとにかく、家がきちゃなかった(笑)
豪快なおばさんだったんですが、お片付けも豪快だった(笑)
そしてキッチンの流しとかの下の台にこの「インタック」が設置されてたんですが、豪快なおばさんのこと、こまめに処理してなかったんでしょうなあ・・・
想像するのも恐ろしいが、なんと言うか自給自足的に機能していたらしい。
1匹入って中でしばらくいるんですがそのうち死ぬか弱る。
そこにまた新たな1匹が入ってきて食べるものがないのでその前任者を食べる。
それがまた弱る、新しいのが・・・
これを延々繰り返してたらしく、そりゃもうすごい有様だったとか┃柱┃△◎;))))))がくがくぶるぶる
それを見た、引っ越しのお手伝いに来たそのおばさんの弟さんが、
「姉ちゃん、これ何・・・」
と聞いたら、そのおばさん、
「ん、それ?ゴ◯◯◯」
と一言で終わり(笑)
誰ももう何も言えなかったみたい(笑)
それ、多分そのまま捨ててったんだろうなあ。
持っていくとは思えないし。
今はこの「インタック」見ることも聞くこともありません。
私も何十年ぶりに見た。
おそらく、使い捨てのホイホイが出た時、世の中のかなりの人が光明を得た思いだったと思います。
そしてすぐ捨てただろうな。
えらいこと思い出したけど、まあそういう時代もあったのです。
これから、もっと新しいこと、画期的なことが開発されるだろうか。
よせつけない薬とか、シュッとしたらそれだけで後でも仕留めるって今のタイプもこの頃から見たら神のようですよね。
なんかもっとよろしく!
もっと怖くないこと、見なくて済むようなことを!