昨日のことになりますが、父親に電話をしたら「電源が入ってないか遠くにいるよ」と言われました。
たまにあるんですよね、何かのはずみで長押しとかして電源切れてること。
なので昨日はもう一台の携帯に電話をしました。
とーちゃんはうちのホットラインのPHSと普通の携帯の2台持ちなのです。
呼び出し音が鳴り、出た第一声が、
「こんにちは!」
って、めっちゃ良いお返事だったのです。
「電源入ってない言われとうで」
と言ったら、
「は?」
みたいに考えてから分かったようで、
「あ、そうか」
みたいな返事が返ってきた。
その後また電話したらかかったから、ちゃんと電源オンにできたようじゃ。
今日その話になったら、
「いっちゃんからかかったんか思ったんや」
らしい。
電話かけてかからない時、自宅にかけることの方が多いから、携帯にかかるのは妹からが多いです。
なので妹と間違えてるのかと思ったら、声聞いたらいっちゃんかと思ったらしい。
電話の声、今まで母親と間違えられたことはあるが、いっちゃんとは似てるとも思ってなかったので意外でした。
「そうか、いっちゃんかと思ってこんにちは!てな良いお返事やったわけや、私にはいっつもはいはい、やのに」
と言って笑ってたんですが、ふと思い出してしまった。
まだ須磨に住んでた頃なので、私が小学校の頃の話だと思うんですが、団地の3階に住んでました。
当時はまだそんなに車も多くなくて、駐車場がどうのこうのの時代じゃなく、いつも入り口の横に父親が車を停めていて、仕事に行くのにそこから出発してる様子が窓から見えてました。
ある日、父親が車を出そうとしたら2階のおばさんが踊り場かどこかから、車に向かって、
「◯◯ちゃ~ん(父親の名前)いってらっしゃ~い」
と、ふざけて手を振ったらしいのです。
そしたら父親がニコニコしながら手を振り返したらしい。
その様子を母親が見てたんですね。
当時、同じ列の1階、2階、そしてうちが3階の3軒はしょっちゅう一緒に何かして遊んでて、本当に仲良くしてたんですよ。
なので、別に2階のおばさんがそんなことしてもいつものことで、変なこと疑ったりとかそういうのではなかったんですが、母親もやってみようと思ったらしい。
多分その翌日ぐらいだと思うんですが、同じように父親に向かって「お~い」とかなんとか言いながら手を振ったら、父親が車の窓の内側から、口の形だけで、
「アホ」
と返したのだとか(笑)
「パパがこんなことした」と笑いながら言いつけられました(笑)
「それ思い出したわ」と言ったら、父親も覚えてて笑ってた(笑)
いっちゃんには良いお返事で「こんにちは!」で、私には「はいはい」なんやな~しゃあないな~(笑)