「なんか舌の奥にある、口内炎とはちょっと違う、痛くないし」
火曜日だったかな、ととろさんがそんなことを言い出しました。
口の中ってすぐに傷したりちょっと膨れたりするし、少し様子を見ようということになりました。
それで様子を見てたんですが、
「舌じゃなくてその奥かなあ、固いし、なんか気になる」
と、ととろさんがどんどん不安に。
もちろん私も不安に。
見てくれと言うのでのぞいてみたけど、口の奥ってよく分からない。
ととろさんが言うには舌で触ると分かるし、自分で触ってみても分かるらしいけど、いくら言われても私には分からない。
「行くなら口腔外科になるのかな」
そう言って病院を調べてみたら、今行ってる歯医者さんにはそういう項目はない。
でも近くにある歯医者さんにはいくつか口腔外科もある。
口の中の異常って、小さいけどすごく気になるんですよね。
ととろさんもイライラしてました。
仕事もあるし、土曜日にでも行こうかって話になってたんですが、今の時期、やっぱり口の中の異常って今までよりもっと気になる。
昨夜、とりあえず土曜日に一つの歯医者さんに予約を入れてみました。
入れたものの、もう一軒、うちが今のところに引っ越してきた時にはもうあった昔からある歯医者さんにも口腔外科の項目があるのを発見。
しかも、知らなかったけどそこの歯科は夜遅くまで診てくれる。
これだったら今日予約取れたら行けるんじゃないか?
夜遅くやってる代わりに朝がちょっと遅く10時からなので、時間を待って電話して、症状等を伝えたら19時に予約が取れました。
明日の予約してた歯科に電話してそっちはキャンセル。
申し訳なかったけど、早い方がいいから。
で、駅までととろさんを迎えに行き、連れて行きました。
時間になって診察室に入ったけど、なかなか出てこない。
出てこないってことは処置してもらってるの?
それとも検査に時間かかってるの?
小一時間してやっと出てきました。
どうやらなんか処置してもらったみたい。
聞いてみたら、
「口蓋嚢胞」
とかいうやつで、腫瘍ですらなかったけど、なんかできてはいたみたい。
えらい丁寧な先生で、レントゲンやら怖い病気の時の写真とか見せてくれて、そういうのじゃないからと説明してくれて、処置する道具とかも全部見せてくれて丁寧に処置してくれたとか。
取った「嚢胞」もチャック袋に入れてくれた(笑)
私も受付のところに呼ばれて丁寧に説明してくれて、
「良性の腫瘍ってことですか?」
と聞いたら、
「腫瘍とかは根っ子があるけどこれはころっと取れたから違う」
「もしも怖いものの可能性があったら検査に出すけどその必要もない」
「傷の具合を診るからもう一度また来てください」
とか、ものすごく丁寧に丁寧に優しく教えてくれました。
俳優の「斉藤暁」さんみたいな先生でした。
明るくて愉快で、本当にあんな感じ。
とりあえずきれいに取ってもらったので、
「もう喉のところに当たらないの」
と、ととろさんもとってもうれしそう、よかったね(笑)
本当にほっとしました。
気になるならもっと早く行けばいいのに、最初の話ではそんな大したことないようなイメージだったから様子見ればいいかなって思ったのでした。
やっぱりすぐに行かないといけないですね、気になることがあったら。
最後に、くれた「嚢胞」の写真出しますが、あまりきれいなもんでもないし、嫌な人はパスしてください(笑)
ずずっと下にあるからね。