小アジと書いて”とも”と読む?

入院中になんでだか食べたくて食べたくて仕方がない食べ物がありました。

「アジの南蛮漬け」

なんでかよく覚えてないんですが、テレビ見るぐらいしか楽しみがなかったので、何かでちらっと見たような気もします。

とにかく、アジの南蛮漬けが食べたかったんですが、帰ってしばらくは料理禁止されてたし、ととろさんには作れないし、買い物行った先にあったのは「白身魚の南蛮漬け」しかなかったし、でなかなか食べられなかったんです。
そこそこ元気になってきてからも、手がかかる物は作りにくかったし。

で、そうこうしてるうちに忘れてしまってたー\( ̄▽ ̄)/
人間なんてそんなもん、ですよね(笑)

それが、ちょっと前にアジの酢漬けを作った時に、骨が苦手なととろさんのことを書いたら、

「じゃあ揚げて南蛮漬けにしたら?」

と言われ、

「あ、そういや食べたかったんや」

と、思い出しました(笑)

んで、昨日作りました。

小アジを低温からじっくり揚げて、さらに二度揚げして骨まで食べやすいようにしてから野菜と一緒に南蛮酢に漬ける。
昨日も食べたんですが、今日はもっと酢に漬かって食べやすくなってるであろう。

昨日はととろさん、

「喉にしみるかも知れないからやめとく」

と、食べませんでした(笑)

そして今日は、

「食べてみる、やってみる!」

と、チャーレンジ!

私が目の前で頭からバリバリ食べて一かけらも残さず食べたのを見て、自分も頭からガブリ!
おお、やるじゃん!

もぐもぐもぐもぐ、頭を食べ切った。
おお、やるじゃんやるじゃん!

頭だけ食べたらもう後は大丈夫よね~と思ってたら、本体に取り掛かってから、なんかもごもごして骨が出てくる出てくる。

「なんで、頭食べられたらもう大丈夫じゃない?」

と聞いたんですが、

「骨いっぱいで・・・ (ノ_・、) 」

大部分はがんばって食べたんですが、尻尾のあたり1/3ほどはとうとうギブアップ。

「なんで~私なんかこんなに空っぽやのに、しょうがないなあ」

そう言いながら残したのを食べてあげようとしたら、

「ん?骨?」

そう、残るんですよねえ、骨が。

無理に噛み砕いて食べたら食べられないことはないかもだけど、ちょっとまだ歯ごたえが残ったような骨がある。

おかしいなあ、父親も頭の部分以外は全部食べてたし、私も全部頭から尻尾まで残さずきれいに食べたのに、なんでととろさんが食べるのだけ、こんなに骨が残るのよー(笑)

以前からそうだったんですが、なんかこういうのがあたる人なんですよね。
たとえば、知らずに入ってた卵のカラとか、鶏肉のちょろっとついてた骨の部分とか、一部だけ固かった何かとか。

「そういうのがあたる人は大事な人や言うから、やっぱりこの人は大事な人なんやわ、大事にし」

と、母親に言われましたが、それが本当ならめちゃめちゃ大事な人ってことになるかな(笑)

とりあえず、骨を残して食べたら、

「ほら、やっぱり無理やったでしょ」

と、えらそうに言ってたが、ほんまになんでそんなに当たるねん(笑)

今回もととろさんは完全勝利とはなりませんでした。
まだまだととろさんと魚、特にアジの骨との戦いは続くのでした。

写真は今夜のご飯です。
小アジの南蛮漬け、白菜スープ、五目豆、きんぴらゴボウでした。

ファイル 1834-1.jpg

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