神仏」カテゴリーアーカイブ

新旧えべっさん

一度撮らないとなあと思ってて全然撮ってなかった写真を今日撮りました。

それは、今年からまた集め直している「えべっさんの升」です。
小さい升から7種類、毎年大きくしていって昨年全部集め終わったのでした。

次は何を買っていこうと色々見てみたんですがいいのがなく、

「そうだ、もう一周集めたらいいんじゃね?」

そう思ってもう一度小さい升から集め始めたのでした。
1合升からです。

持って帰って並べてみて、

「うわあ、色が全然違う」

そう思って写真撮らないとと思ったまま忘れてた(笑)

もう一ヶ月以上経つから正確には少しでも色付いてるんでしょうが、まだ区別つくから見てみて。

DSC_0164.JPG

ね、すごいでしょ?
この白いのがまた少しずつ年経ていくんだなあ。

須磨寺の話

実家でテレビを見ていたら高野山が出て、そこから、

「馴染みのあるお寺と言うとやっぱり須磨寺かな」

という話になりました。

うちの菩提寺はもちろんありますが、私は子供の頃から須磨寺の「おだいっさん」に出入りしていたので、子供の頃の思い出がたくさんあるのはやはりこちらになるのかも。

小学校の頃、夏の暑い日なんかはわざわざ学校の帰りに須磨寺の「霊泉」まで足を伸ばし、そこで冷たい水を飲んで、さらに水筒にも水を入れてまたそれを飲みながら帰ってました。
今考えてみると、わざわざ須磨寺まで足を伸ばさずまっすぐ帰った方が近いのに、そういうことしてたなあ(笑)

そして21日になると「おだいっさん」の縁日があります。
一度家まで帰って荷物を置き、お小遣い握ってまた須磨寺まで行ってました。

今思えば子供って元気やなあ。

須磨寺の商店街の方、下の方からずっと上がって行くんですが、行きには買い物は我慢です。
ちゃんとお参りしてから、を守ってました。

というか、私、誰と行ってたんだろう?とあまり思い出せない。
近くの子と行ってたとしたらあの子かな?って人もいることはいるんですが、その子たちだけではなかったと思う。
なぜか妹とは行ったことがないと思うんだが、一度だけそう仲良くもなかった妹と同学年の女の子と行った記憶はあるな。

で、思い出したんだが、仕事に行ってた頃、春節祭となると仕事帰りに南京町に行ってたんですよ、毎日のように。
その時に職場の友達とかが「一緒に行ってもいい?」ってことで、一緒に行くことがあり、そう親しくない人とも行ってたから、その当時もそうだったのかな?
何しろ「○○さん(私ね)と言えば春節祭」と言われるぐらい毎年のことで、そんなに面白いのかとついて来てた人色々いたから、子供の頃からそうだったのかも知れない(笑)

まあ、そんな感じで毎月のように行くんですが、お参りなんて一応するけど子供ですからね、縁日の買い物がやっぱり目的だったように思います。

よく覚えてるのは入り口に近い方、参道を登る方向を向いてその右側に安い雑貨やおもちゃを売ってる店があり、そこで毎月のように「今月はフォーク」「次はナイフ」みたいにままごとの食器とか買ってました。

それから同じ列のもう少し上には「芋飴」の屋台があり、そこで飴を買ってはおばさんのお土産やお見舞いにしてたなあ。
斜め切ったねっちゃりとした飴で、おじさんにいくらいくらと値段を言うと重さを計って入れてくれるんですが、毎月のように買うので顔を覚えられて「おまけしとくな」と言ってくれてました。
本当かどうかは知らんけど(笑)

それからさらに上に行くと、やはり道の右手に「穴が開いたお鍋に張ると水がもれないシール」とか「タージ・マハルのまり」とかそういうのを色々売ってました。

左手のお店はあまり覚えがないんですが、階段のすぐ下あたりの左に当時はまだ「傷痍軍人」さんが、白い服装、松葉杖をついてハーモニカを吹きながら立ってました。
前に置いてるお鍋だったかなあ、箱だったかなあ、そこに通りがかりの人がお金を入れると頭を下げてました。

男の子たちが、

「あのおっちゃん、夕方になったら松葉杖外して歩いて帰っとったで」

とか、本当か嘘か分からんこと言うてたなあ。

その階段を上がると右手に鐘があります。
「浄財」と書かれてた(と思う)箱にお金を入れてから鐘を撞くんですが、子供はみんなだまって撞いてました。

そしてその「浄財」の箱を男子たちは、

「あの箱の中に敦盛の首が入っとう」

って言ってて怖かったなあ。

本当の「敦盛塚」は上がって左に曲がったずっと先なんですけどね、子供たちの中で情報が曲がって伝わっていたのでしょう。

「敦盛塚」までは行かないけど、その当たりでお参りをして、それから縁日を楽しんでました。
さっき書いてた下のお店は上から順番に行ってたので、おままごとの道具は最後の最後に行くお店でした。

境内まで上がってしまうと左手にテントみたいになって「かんとだき」とか売ってる店があり、正面あたりには「釣り鐘まんじゅう」って言うのかな、釣り鐘みたいな形で中にあんこが入ってるおまんじゅうを売ってました。
「かんとだき」も「釣り鐘まんじゅう」も子供からするとちょっと高かったので、あまりそれは買ったことないな。
何しろ帰りにおままごとの道具を買わないといけないし。

そのテントみたいなところのどっちだったかなあ、「のぞきからくり」を置いてある場所があったんですよ。
何かの建物の外だったと思います。
確か30円だった思うけど、なぜか毎月それをのぞくのが楽しみでした。

ちゃりんちゃりんとお金を入れて双眼鏡みたいなのぞき窓から中をのぞくと、カシャンカシャンと紙芝居みたいに絵が入れ替わってお話が始まります。
それが、中学の時に国語の教科書に出てきた「敦盛と直実」だとは知らず、毎月毎月飽きもせず、一緒に行った友達が呆れるほど毎回見てたなあ。
思えばあれが、須磨寺が私の古典好きの原点だった気がする。
何しろそういう場所とか多いですからね。

「のぞきからくり」を見てから色々買ったり食べたりしながら下に戻って行って、須磨寺の商店街の入口で連れとばいばいして帰ってた気がします。
いつも絶対決まった子と行ってた記憶はないんですが、須磨寺の商店街の子や、確か天理教だったかなあ、があって、そこの子と一緒だったこともある気がします。

そんなこんなで馴染みのお寺だったせいか、今住んでるマンション、ここを買う時にちょっと色々あって一度諦めかけたんですが、その時にととろさんに、

「須磨寺にお参りに行きたい」

そう言ってお参りして、そこでととろさんに「また最初から家さがししよう」と慰められて、いやいやながら諦めようと思って帰ってきたら買えるようになっててびっくりしました。
なんか、その時だけじゃなく、何かあったら今もお参りに行ってるなあ。
1人だったり、ととろさんや他の人が一緒だったり、今もそんな感じで行ってる気がする。

しかし、なんで子供の頃ってこんなによく覚えてるんですかね?
今、同じようにしてどこかに行ってもここまでしっかり覚えてない気がします。
いつ思い出しても懐かしい須磨寺のお話でした。

えべっさんの升2周目

今日は「宵えびす」でした。

どうしようかなあと考えたんですが、さっと行ってさっと帰ろうと決めて行きました。

行ってみたらいつもよりは人も少なく、催しも色々取りやめになってましたが、雰囲気はいつものえべっさんでした。
まあ、私が行くところは小さいところですしね。

手水も使えない(上になぜか葉牡丹並べられてた)けどちょろちょろとだけは水が出てたのでさっと手だけ濡らして線のところに止まって並びます。
いつもだったら太鼓叩いたり鐘鳴らしたりするんですが、それも全部撤去されてた。
人がたまらないように考えられたんでしょうね。
マグロはいたけどお金貼れないようになってた。

さっとお参り。
その後で、さて、と悩む。

ずっとここのえべっさんで「升」を買ってたんですよ。
最初は小さいのから段々と大きくして7年で全部そろえました。
うちのと、父親にあげるのと2つずつ毎年買って7年。
揃ってしまったから今年からどうしよう。

色々売ってるのを見てたんですが、ふと思いついた。

「2周目いったらええやん」

とりあえず父親に電話して(ととろさんはまだ寝てた)それでいいかと聞いたらいいと言う。

「じゃあまた7年がんばってなー全部そろえよな~」

ってことで2個、一番小さい1合升800円を2つ買いました。

えべっさんをお参りしたら寄り道せずに帰らなくてはいけません。
寄り道したらそこに「福」を置いて帰ることになりますからね。
なので今日も行く時に先にお客さんちにお届け物してから行きました。

「さ、帰ろう」

神社から出ようとしたら、

「あ、焼き栗!」

なんということでしょう、私が大好きな焼き栗のお店が出てる!
毎年近所の産直スーパーに来る焼栗を年末に買うのを楽しみにしてたんですが、今年は密を避けるために行かなくて買えなかったのです。

よし、買う!
1人並んで買ってらっしゃる人から少し離れて並ぶ。
私の番が来た。

「一番大きいのください!」

そうしたらお店のお兄さんが袋に入れながら、

「もうあるの全部入れときます」

と、うまいこと言ってサービスを(笑)

ちょうど先に焼いたのがそれで終わりだったみたいなんです。
ちょろっと残してもしゃあないと思ったのか、よっぽど栗が好きそうに見えたのか、誰にでも言うのか分かりませんがありがとう!

「また来年も来ます」

そう言って升と栗抱えて車を置いてある場所まで戻りました。

車に乗って早速1つぱくり!
だって、温かいうちに食べたいじゃないー
お駄賃よ、ここまで来た。
ってことでおう1つぱくり!
うむ、美味じゃ。

真っ直ぐ家まで車を走らせ、父親にあげる升は福が落ちないように車に置いておき、自分ちのと栗を持って帰宅。

出る時には寝てたととろさんが起きてました。

「これこれこうで2周目いくから」

と言ったら、

「え、そんなんあかんのじゃないの?」

って、なんでじゃ

まあそういうのあるから、と言って一番小さい升と並べたら、8年の間にやっぱり色が変わってますねえ。
今見たらツートンカラーみたいになってるから、まだきれいなうちにちゃんと写真撮ろう。
今日はめんどくさかった(笑)

また7つ全部揃える目標ができました。

さらに2つ姉さん女房

毎年栃木のお母さんが「佐野厄よけ大師」の御札を送ってくれます。
それを飾りたくて棚を作ったのが一番最初かな。

それまでは棚の上に、それまでぬいぐるみを乗せてた場所を空けてお飾りしてたんですが、突っ張りで柱を立てて棚を作り、昨年からはそこにお飾りしています。

昨年の2月1日から新しい御札を飾ることにしたんですが、その時に気がついた。

「あれ、私の生年月日間違えてる」

その前年までは合ってたのに、昨年来た御札の私の生年月日が2年年上になってた。

「お母さんが間違えたのか佐野さんが間違えたのか分からんけど、手を合わせる時に生年月日言うからまあええか」

と、一年間ご挨拶してました。

そして今年、「元旦祈願」と書かれた御札が例年より早く届きました。

「やっぱり2年間違えてる・・・」

う~む、どうしたもんか・・・
やっぱり言うた方がええよなあ・・・

ってことで、御札が着いたお礼を言う時に言おうと思って電話したらお母さんが出ませんでした。

仕方がないのでお風呂に入ってたらその間にかかってて、ととろさんが出て、

「軽く言うといたから」

って、先に「生年月日間違えてたよ」と言うてくれたらしい。

お風呂から出て電話して、そのままでもいいと言ったんだが、お母さんが佐野さんに電話して交換?してもらえることになりました。

んで、交換のが送られてきたんですが、札そのままじゃなく、

「名前カード」

だけを交換してそれでいいらしい。

てっきり木のお札そのものが送られてくると思ってたので感心しました。
ええんや、それで(笑)

「名前カード」を交換して、間違えたやつを送り返す返信用封筒まで入れてくれてて、至れり尽くせりにまた感心。
前のお札と一緒に送り返そうと待ってたんだけど、連休明けに両方とも郵便局から送らせていただこうと思います。

無事に正しい生年月日になり、ますます守っていただけるだろう。
ととろさんとさらに年の差が開くことがなくなってよかったよかった。

一番大きな枡

本日は「十日えびす」です。
私もととろさんと2人で「えべっさん」に行って来ました。

20200110a

今日は「えべっさん」前に行かないといけないところがあり、そこに寄ってから行ったので着いたのは11時過ぎてたかな。
いつもは結構早めに行くので、そのぐらいの時間には人も車も増えてました。
車を停めるのにちょっと時間がかかったし、人がいっぱい並んでたのでもうお手水もパスさせてもらいました。
その前に寄ったところでお手洗い借りたし、まあ許してくれるだろう。

お参りして、ここの神社名物?の「ご縁受け」をして金色に光る5円玉をいただきました。
人もそこそこいっぱいだったし、砂の中の五円が見つからないと言ってる人も多い中、ととろさんも私も比較的さっと見つけてさっと受けられました。
父親のも含めて3枚、本当にとんとんといただけたので、今年は金運がいいのかも知れない。

さて、そこまでして次は「枡」を受けます。
今年で7つ目、今年で一番大きい枡まで全部揃います。

7年前、一番小さい手のひらにちょこんと乗るぐらいの枡を買い、それから毎年大きいのを買っていきました。
まだきちんと棚に飾れてないのでまたちゃんとできたら写真アップしようかな。
棚を作り出したの、これを飾りたいからってのもありました。

「今年で全部揃ってしもたから来年からどうしよかなあ」

と言ったらととろさんが、

「もっと前向きに考えないと」

って言うけど、ちゃうのよ、これで終わりじゃないから次どうしよう、と考えてるのよ。

金色の俵とか「箕」とか色々あるけど、それ揃えるのか、もしくは毎年熊手を買って交換するのか、色々方法はあるのです。
当初の「枡を全部揃える」を叶えたから、次はどうしようか考えているのですよ。

来年までに考えよう。
今年はきっと金運がいい一年になるはずだ。
えべっさん、たのんまっせ~

お経とボレロ

昨日はうちのお寺さんの、

「お十夜法要」

というイベントでした。

どういったものかと言いますと、

「達麿大師の遺徳を偲び先祖に感謝の気持ちを込めて念仏をとなえる」

のです。

お彼岸やお盆や色々なイベントがありますが、そういうものです。

この日は法要の前にいつも講演会やショーみたいなものがあります。
今年は「指揮者のものまね」をやる芸人さんがやってきた。

どういうことをするんだろう。
指揮者のものまねで1時間どうやってもたせるんだろう。
そう思ってました。

今日は用事があったので、もしかしたら最初のイベントには間に合わないかもと思ったんですが、終わって車を走らせたら、ちょうど始まりの梵鐘がなる時に本堂に駆け込めた。
シンデレラのようでした。

そして指揮者のものまねショーの始まりです。

すごく楽しかったです!
好田タクトさんという、うちのお寺さんの檀家さんの芸人さんなんですが、指揮者の物まねをする方はどうも世界唯一らしい。

思った通り、指揮者のものまねをしても知らない人って多いようです。
その分、色々工夫されて、一番面白かったのはみんなで参加する「ボレロ」でした。

どういうものかと言いますと、多くの方が知ってらっしゃるあの「ボレロ」を2チームに分けて「たんたたたたんたん」とボレロのリズムを口でやる方、「だんうんだんだん」と大きいリズムをやる方、メロディーを歌う方、そしてベジャールの振り付けみたいに踊る方(笑)を分けて、みんなでやるんですよ。
もう大笑いでした(笑)

この方は私は知らなかったんですが「あしたもげんきくん」という教育テレビの「初代げんきくん」をやってらっしゃったとかで、

「みんなで参加するのが楽しい」

と知って、こういうものをやられるようになったとか。

主に東京で活躍されてるらしいのですが、地元関西でももっと見られるようになったらいいなと思います。

みんなで大いに笑った後はお経を読んで法要、最後にお茶とお菓子をいただいて終了です。

なんでしょう、お寺さんに行ってみんなでお経を読むとほっとしますね。
でも残念なのは、お寺さんに行き始めた頃は若手で、子供さんを数えなければ多分最年少、なことが多かったのに、今はおかしくない年になってしもうた(笑)

諸事情で参加できないことも多いですが、できるだけ行ける時は行こうと思ってます。
つーか、行けない理由の多くが病院とか健康状態なので、それが減ってほしいかな。

帰りに粗供養をいただいて帰りました。

今までの経験から、

「またお寿司をいただけると思うからお寿司買い足して晩ご飯にするね」

と、買い物して帰ってフタを開けたら、

「あ、お赤飯」

そういやお赤飯とか炊き込みご飯の時もあったな、と父親と笑い、お赤飯とお寿司で晩ご飯を済ませるというゴージャスな締めくくりとなりました。

ととろさんには、

「たくさん買ったなあ、食べ過ぎ!」

と言われながら、いっぱい食べた( ̄▽ ̄)

やれ、お疲れ様でした。

お彼岸って?

お昼に実家に行ったら、妹の旦那の「J2」さんが来てました。

「お彼岸やからお墓参りに」

来てくれたらしい。

お墓参りして、その後で実家に来てお仏壇にも参ってくれたんですが、

「仕事を抜けてきたのですぐ行かんと」

そういう間を抜けて来てくれてた、ありがたいですなあ。

その短い間にちょっと話をしてたら、

「でもお彼岸ってなんなん?お墓とお仏壇どっちにおるん?」

と、ひやかしてきた(笑)

父親が、

「お盆と違うからどっちにおるとかいうんとちゃうから」

と言うので、

「あっちにおってお墓にもお仏壇にもどこでもドアみたいに来てくれるから」

と言っておきました(笑)

でも本当に「お彼岸」ってあんまりよく分かりませんよね。
お盆はあの世からこっちに帰ってきてるけど「お彼岸」って何?

以前、私も気になって調べてみたことがあります。
忘れたのでまた調べよう(笑)

簡単に言うと、そもそもは仏教の修行のなんちゃららしいんですが、それが日本で独自に「お参りする」ってのがくっついて「彼岸法要」とかできるようになったらしい。

春分の日と秋分の日は昼と夜が半分ずつ、真東からのぼったおひさまが真西に降りていく、つまり「西にあるあの世」=「彼岸」がこの世に一番近くなる日、という解釈らしい。
ご先祖様に一番近いってのと、お釈迦様がいらっしゃる「彼岸」に一番近い日に修行したらええよ~ってのが混ざって、日本独自の「お彼岸」ができあがった、らしいです。

だから本来は別にお墓掃除したりお参りしたりするってのではないんだろうけど、まあそういう日になってしまってるから行くといいんじゃないかな。
無理してまで行くことないけど、ちょっとあの世の家族や親族に気持ちを向ける日、ってので行けたら行く、お参りできたらする日を決めてるのは悪いことじゃないと思う。

そういう風習を経てあの世へ行ったご先祖さん達だから、お墓でもお仏壇でも手を合わせたら「近いし行くか」と来てくれるような気もするし(笑)

「彼岸」って「あっちがわ」って意味なんだろうから、それだけ言われてもほんま、意味分からんですもんね。
お彼岸が7日あるってのも「その間のいつか行けばいいだろう」ってことらしいので、なんだかいかにも日本らしい、そういう風習な気がします。

神棚

かなり前、多分結婚してすぐぐらいかなあ、そのぐらいに栃木のお母さんからお札が届きました。

「佐野厄よけ大師」

そこの厄除けのお札です。
毎年送ってくれてます。

一番最初に送ってもらった時、うちには神棚がなかったので、「とりあえず」とぬいぐるみを置いていた白い木製ラックの上に置かせてもらい、「いつかは神棚作ろう」と思ってずっと作れずにいました。
神棚って方角の関係もあり、なかなか作りにくかったんですよ。

ぼんやりと構想はあったんですが、昨年に大体考えてまとまってきて、ああしてこうして、

「新しいお札が届いたら神棚作ろう」

と決めてました。

節分から新年という考え方もあるので、節分までにやりたい、できれば2月1日から新しい神棚で、と、昨日ようやく念願叶い、我が家に神棚ができました。

「ラブリコ」というツーバイフォー材で突っ張って柱を作る道具がありまして、それで2本柱を立て、そこに棚を取り付けました。

和室の、寝る時に足を向けないように寝る場所からずらせて南向きに、写真のようになりました。

20190201a

「大丈夫?倒れてこない?」

と心配するクマさんも、鏡台で押さえたら納得してくれた(笑)

かなり頑丈な柱なので、まあ普通でも倒れてはこないと思うんですけどね。

今朝、水、日本酒、米、するめ、塩昆布、干ししいたけ、りんご、いちご、もなか、どら焼き、をお供えし、ととろさんと一緒にお参りしてお引越し完了。

20190201b

これからも守ってくださいね。

お参りした後、お下がりの果物とお菓子をいただきました。

今までの場所はちょっとお参りしにくい場所だったし、テレビのところだったので、思った場所に神棚ができてとっても満足しています。

そして、この右にもうちょっと柱を立てて飾り棚を作りたいんですが、ととろさんが、

「疲れるからもうちょっとしてからにしたら?」

の言葉に考え中(笑)

そしてもう一つ、神棚の下にもう一つ棚をつけ、そこに「えべっさん」の飾り升を並べたかったんですが、棚つける部品を1組分しか買ってなくて、今日作業して二段にします。
この後でやろうっと♪

キラキラ御縁玉

昨日、えべっさんの「御縁受け」でいただいてきた御縁玉に金色のリボンをつけました。

20190110a

なんだろう、ハリポタのクディッチで使うスニッチみたいになった(笑)

今までは細い金色のテープみたいのがあったのでそれにしてたんだが、昨年でなくなったので太いリボンでやったらこんな風に(笑)
まあ、いいよね、平成ラストのえべっさんにやった、って証拠になるだろうて、うん。

それを今年買ったえべっさんの升に合わせたのが2枚目の写真です。

20190110b

小さいのから今年で6つ目です。
一番小さいの1種類、二番目のサイズが1種類、三番目がこれと同じのと俵の2種類、四番目が同じく2種類、そしてラストの一番大きいの1種類の7つあります。
来年で全部揃います。
置き場所がちょっと困ってきてるので、やっぱりちゃんと棚作らないとなあ(笑)

毎年同じのを2つ買って1つは父親におすそ分けしてました。
店の方も置くの困るようになってきてるのでちゃんとしよう!(笑)

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宵宮

ここ何年かは一人で朝とかに行ってたんですが、今日はととろさんと一緒に夕方行ってきました。

着いたらもう暗くて、提灯の灯りがついてて宵宮っぽかった。
寒さもあまり寒くなくて、お参りしやすかったです。

手水で身を清め、お賽銭を投げてお参り。
今年一年、またととろさんが元気で仕事ができますように。

その後、毎年の升を買ってから「御縁受け」です。
四角い柵の箱の中に砂が入ってて、そこに埋もれてるピカピカの5円玉を棒で見つけていただきます。

ととろさんは自分のを、私は自分のと父親のを2枚、合わせて3枚いただきました。
5円をまいてくれてすぐだったからか、割と早く御縁をいただけたなあ。

御縁までいただいたら、さっと寄り道せずに家に帰ります。
途中寄り道したら、せっかくいただいた福をそこに置いてきてしまいますからね。

一度帰ってから今度は実家に福のおすそ分けに行きました。
升と御縁です。
そうして父親のご飯だけしてから帰ってきました。

帰ってから気がついたんですが、今日は暗かったから「えべっさん」で写真撮るの忘れてる(笑)

代わりに出店で売ってた「メタボ焼き」をアップしときます。

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横から見たらよく分かりませんが、裏から見るとこんな感じ。

20190109b

はちきれんばかりにあんこが入ってるでしょ?
なので「メタボ焼き」だそうです(笑)
前から気になってたんですが、初めて買いました。

誰だ、共食いって言ってるのは(笑)

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