日別アーカイブ: 2020年12月25日(金)19時05分

それセールスやん

今日も実家で時間ができたので店の片付けをしました。
しんどかったけどすっきりしたあ!

そういう状態だったんですが、ちょっとおもしろい?ことがありました。

昼食後、配達に行こうと出かけたら電話がかかってきたので出ました。

「もしもし」
「火災保険のことでお知らせがありました」

ってな感じで話を始めようとする。

「勧誘でもセールスでもないんです、ご安心ください」

と、結構若い感じの声のねーちゃんが言うのでなんだろうなと思って聞いてみました。

めんどくさいので箇条書きするとこんなこと言ってた。

・2018年の台風の被害受けた人にお見舞金くれるなんとかってのがある
・それをもらってない人、家がダメージ受けてるのに気づかない人がその見舞金をもらってない
・家が痛んでないかどうか無料で見て、キズとかがあったら市?に申請したら見舞金もらえる人がいる
・でも個人で申請したらもらえなかったり日にちがかかったりするのでまとめて申請する

これ、箇条書してるからなんとなく分かるけど、電話のねーちゃんの言い方がなんつーか子供っぽいせいか何を言ってるか分からん。
それよりまず気になったことがあったのでそれから聞いてみた。

「どこに電話かけてるか分かってますか?」

と。

ねーちゃん、首かしげてるのが分かるような感じで、

「○○様、ですよね」

と、一応うちの名前言ったわけだが、

「そうですが、私名乗ってませんよね?」

と言ったら、あ!とかなんとか言ってた。

「もしも間違い電話とかやったらどうするんですか?」
「大変申し訳ありません」

って謝ったけど、うっかりにもほどがある。

そしたらまた話を続けてきたのでまた疑問を口にする。

「それは市役所から要請があってですか?」
「いえ、市役所は何もしてくれませんよ?」

って、なんじゃその言い方は。

「じゃあ火災保険会社から?」
「いえ、火災保険会社は何もしてくれませんよ?」

だからなんだ、その諭すような言い方は。

「えっと、じゃあなんですか?なんかいまいち話が分からないんですが」
「どのあたりが分かりませんか?」
「いや全般的に」
「は?」

それでもう一度どういうことしてくれるのか聞いたら、

「勧誘でもセールスでもないので安心してください」

って、それさっきも聞いたけど、だったら目的はなんなの?なんかごじゃごじゃばっかり言うのでよく意図が分からない。

「だから、一体何をしてくれるんですか?」
「ですから、見舞金をもらってない方が家の壊れたところとかを気がついてない場合がありますのでそれを無料で見て、件数をまとめて申請します」
「その申請を無料でやってくれるの?」
「いえ、見舞金が出ましたら成功報酬として一部をいただきます」

って、それ、なんか聞いたことあるぞ。

「テレビのCMとかでやってる過払い金をもらってくれるとか、そういうのの火災保険版みたいな感じ?」

そう聞いたら、

「・・・そう、ですかね」
「セールスでしょ?」
「いえ、セールスではございません」

ってまだ言うので、

「まとめて見舞金請求してもらえたら一部もらうってことでしょ?」
「そうでございます」
「それをお仕事でしてくれるってことでしょ?」
「そう、です、ね・・・」
「ってことはセールスでしょ?」
「いえ、セールスや勧誘ではございませんので」
「って、仕事するよって営業の電話でしょ?」
「そうなります、かね」
「だからセールスでしょ?」
「えっと、そうなりますか」
「セールスやんね?」
「あ、はい・・・」
「セールスやったら結構です」
「あ、お時間いただきましてうんたらかんたら」

ってまだ言い続けてたのを無視して電話切りましたが、セールスやんね?

言い方が市役所から頼まれた的な言い方してたけど、あれってどうなの?
明らかにずるいよね。
「無料で」ってのを強調するが、もしもうちが例えば見舞金10万円もらえたとして、その一部の1万円をいただきますってのなら、間接的でもうちが1万円払ってるんだから無料ちゃうやんか。

んで、会社調べてみたらやっぱりあまりいいように書いてなかったな。
そういう胡散臭い上にねーちゃんが慣れてないって言うか、たどたどしいっていうかだったので?????みたいな感じで色々つっこんだもんであっちも困ってたけど、本当に何が言いたいかさっぱり分からなかったのよ。

それにしても、集団訴訟しましょうとか、余分に払ってる利息返してもらおうとか、そういうのの一つなんだろうけど、2年も前の台風のキズって今見て分かるのか?
確かに2018年の台風では実家の隣の建物からなんか飛んできて壊れたけど、あれも直してもらってもうなんともないし、いまさらってのも胡散臭いの極みだなあと思いました。