スイカとクマ

昨年は一回もスイカを食べずに終わりました。

まあ万博万博で気がつけば夏が終わってましたしね。

今年はぜひともスイカを食べないとと思っている間に、もうこんな時期になってしまった。

「よし、思い切ってスイカ買おう」

土曜日、スイカ一個買って実家に行き、切って少しあげてお下がりを食べてからちょっと悩みました。

「ほぼ一個分持って帰っても全部は食べないかなあ、次に来る時に半分ほど置いて帰るか」

そう思ったんですが、持ち帰る荷物を作っていたら全部入りそう。

「まあ全部持って帰るか」

カートに他の物とうまく入れ込んで持って帰りました。

実家だったら店の冷蔵庫に入れておけるけど、持って帰ったらどうせ切らないといけないしね。

持って帰り、晩ごはんの時に四分の一切って出してととろさんと二人ではくはく。

「お昼に仏さんにこれの半分あげてお下がり全部食べてしまった」

大体八分の一食べてお腹いっぱいになったんですよ。
それの倍の四分の一だからととろさんに多めにあげてそれでいいかなと思っていました。

そして食べ終わったら、なんか物足りなそうなクマ。

「もうちょっと切ろか」

ぶんぶんと首を縦に振るもので、お昼に一人で食べてちょっと多かったかなと思ったぐらいを切り足して、全部食べ終わりました。

昨日はスイカを食べず、今日のお昼にまた切ることにしたんですが、

「え、残り半分全部食べるの!」

私としては四分の一食べて、また明日残り食べようと思ってたんですが、

「え、悪くなってもいけないし」

って、スイカ腐るのってあまりない気がする。

「とりあえず四分の一切って、それから考えよう」

結構大きいスイカだったんです。
四分の一切って、私もそこそこ食べましたが、もうこれ以上はちょっと食べられないなあ、お昼ご飯の後だし。

「どうしよう」

と言ったら、

「明日に残してもいいよ」

と、なんかさびしげに言うクマがいたので、

「ええいもう、一回思いっきり食べとき、そしたら満足するやろ!」

と、残り四分の一も切って、私もついでにもう一切れ。

「無理やったら切ったの残してええんやからね」

と言ったらぶんぶんと首を振るクマ。

結果、

「全部食べるとは」
「だってスイカは水やし」

いや、まあそうやけど、その分お腹いっぱいになるじゃろが。

まあねえ、そういうのは一度もういいってぐらい食べたら気が済むものです。

うーん、何回でも気が済むかなとなりそうで怖いが、まあ念願のスイカ食べられたからいいか、甘くておいしかったし、夏やし。

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