いちじくはカボチャの台

たくさんあったいちじくですが、我が家のはなくなっちゃった・・・ (ノ_・、)

「だから一人で食べてもいいと言ったのに」

と、ととろさんに笑われましたが、いいの、実家にまだあるから!

「じゃあそれをお父さんと2人で食べなさい」

と言われたが、

「とーちゃんはそんなに食べないからほとんど一人で食う!」

ことにします( ̄人 ̄)

「お父さんはいちじく好きなん?」

と聞かれたんだが、まあ食べることは食べるが、本人が言うには、

「いちじくなんかカボチャの台やと思っとった」

らしい。

これはどういう意味かと言いますと、いなかでは、カボチャを植えてそのツルをいちじくの木にはわせていたらしい。
なので、いちじくの木はカボチャのツルをはわせる「カボチャの台」なんだそうな(笑)

「いちじくなんかそないに食べようと思わんかった」

と言うので、

「そうか、そういう目的で作っとうからおいしくなかったんやね」

と言うと、

「いや、そんなん(私が食べてるのを指差して)よりもっと、3種類ぐらいあって、色ももっと濃くて甘くておいしかった」

って、そんなら私が代わりに食べたい!Σ( ̄▽ ̄;)

「いちじくなんか、ほっといたらそのうち実が落ちてた」

って、いちじくの神様に怒られるぞ!

「そんなにおいしいんならなんで食べんかったん?」

と、憤りながら聞いたら、

「いや、そやからいちじくなんかカボチャの台(以下略)」

と、元に戻る(笑)

でもまあ、そういう認識だったんでしょうねえ、もったいないけど。

いなかに今もいちじくの木はあるのかな?
今度、法事の時に会ったらいとこに聞いてみようと思います。

ああ、いちじくの木がほしい。

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