実家でご飯を入れるのにおひつを使ってるんですが、そのおひつのふたをとめてる部分の「たが」がゆるんできました。
「たががゆるむ」って言葉がありますが、まさにその元になった「たが」です。
1枚目の写真のように、完全にはずれております。
フラフープのようです( ̄人 ̄)
元はきっちり作られてたんですが、長年使用しているうち、木が湿気でふくらんだり縮んだりしてるのに合わせて銅の「たが」が伸びてしまったというわけです。
ふただけ水に漬けたりして、ごまかしごまかしきてたんですが、このところはどんだけ水につけてももうだめ。
普通にふたをしてるだけで、すとんと落ちてしまいます。
しみじみとながめ、どうしたもんかと考えてたら、父親が、
「割り箸か何かを削ってくさびにしてとめたらどうか」
とのアイデアを。
よし、やるか(-_☆)
早速、古い割り箸を引っ張り出し、切り出しナイフで削ってくさびを5本作り、かなづちでとんとん叩いて打ち込んでみました。
2枚目の写真がそれです。
確かにとまることはとまったけど、思ったより簡単に「たが」が動いてします。
「反対側からも打ち込んだら丈夫になる」
とは、またもや父親のお言葉。
よし、それもやるか(-_☆)
残った割り箸をまた削り、最初に打ち込んだくさびの横に反対側からとんとんとん。
う~む、確かにかなりしっかりとまったけど、割り箸のはみだした部分がちょっと目につきます。(3枚目の写真)
はみでた部分をちょっとずつ切り落としたんですが、1本切るのにえらいこと時間がかかるので、2本ほど切ったところでやめました( ̄人 ̄)
文字で書くとえらく簡単に見えるんですが、こんな作業やったことないもんで、四苦八苦でした。
「何回かやったら上手になるんちゃうか」
と父親が言うんですが、私、それ覚えて人生どうにかなるんだろうか?(笑)
そう言いつつ、また今度、もうちょっときれいにやってみようかと思ってる自分がいたりしました。
そういや、おひつって桶屋さんでも作るんだろうか?
元の作り方はきっと同じか、違ってもかなり近いと思うんですよね。
そんなこと考えてたもんで今日のようなタイトルとなりました。