投稿者「liepchen_0325」のアーカイブ

インドカレーのシェフ

ずいぶんと前になるんですが、

「スパイスカレーがヘルシーらしい」

そんなことを言って、さらに、

「よし、ととろさんがスパイスカレーを作ろう」

とかまで言ったクマがおったとかおらなかったとか。

「スパイスってどこで買うのかな」

と言うもので、そんじゃあそこで買いなはれと「カルディ」に連れて行きました。

「ど、どれを買えば」

とうろうろするもので、ネットで見たカレー用に調合したスパイスを、

「これ買いなはれ」

と言って購入。

帰ってスパイスのパックを開けて中の作り方を見たら、

「難易度高いわあ」

と、すでに逃げ腰。

それでも作る作ると言うので放置しておいたら、

「スパイスの賞味期限切れとうやん」

ということになりました。

まあ、ちょっとぐらい切れてもそんなに気にしない、特にみっちりアルミで密封包装されてるやつは。
ですが、このまま置いておいたら確実に化石になってしまう。

「いつ作るの?」
「難易度高くて」

「いつ作るの?」
「もうちょっとしたら」

「いつ作るの?」
「シェフを任命しようかな」

と、どんどん逃げ腰になるミミッチーノシェフ(自称)。

そんで昨日作ったりました、インドカレー。
ちょうど食べたかったし材料もあったし。

中身を使ってスパイスの外の紙台紙だけ残ったのを持って帰り、テーブルの上に置いておいたら、

「あっちで作るから持って帰らなくていいのに」

と、まだこんなことをほざいておる。

それで完成したカレーを出したら、

「あれー?」

やないわ!

今朝も残ったカレーを食べるというので、

「自分が作るって言いながら結局人に作ってもらったカレーを?」

みたいにいじめてから出してやりました。

「難易度高くて」

ってまだ言ってたが、材料炒めてスパイス入れて煮るだけじゃー!

まあおいしかったのでそれはいい。
やっぱり夏はカレーですな。
だからまたスパイス買ってインドカレー作ろう。

今度からクマがいくら言っても信用しないということで、ととろさんはインドカレーのシェフをクビになりました( ̄人 ̄)

ワイン棚解体

多分、うちが店を始めた最初からあったワイン棚を解体しました。

もうずっと前からガタガタのボロボロになってて、父に処分したらどうかと言っても、

「まあええからちょっと置いといて」

と言われて、本当に物置になってホコリだらけだったんです。

下に付いてるコマの部分は板が折れてしまってるし、木くずも出る。
でも父が亡くなってしまったら、今度は私が処分できなくなってしまった。

母が補修してるところがあったり、父が置いてて言ったりしたこともあって、処分しようと思ってどけたまま、またその位置にいるだけでした。

それをとうとう解体しました。
レンチではずして、大きい板はノコギリで線を入れて力付くでバリッと折って、長い両側の板も真ん中からノコギリで真っ二つ。

「すっきりした!」

大きなビニール3つに入れて店に置いてあります。

でも、そうしてすっきりしたのに、こうして書いてたらまた胸が痛むのが不思議です。
解体してる時は思い切ってできたと思ったのになあ。

今日の燃えるゴミの日に出してしまおうかと思ってたんですが、ちょっと集積所を見に行ったら、出すのを間違えてるゴミを置いてもう回収してたみたいだったのと、とにかく木だから重いので、持って行けそうにないので、次のゴミの時にでも車で出しに行こうと思って店に置いてあります。

思い切らないとね、色々。

「置いてても誰も喜んでないよ」

と妹に言われるものが色々あるけど、私の気持ちだけなんよなあ、問題は。

落ち着いて捨てられる時に捨てようと思います。
解体して偉い!

うなぎとうし

昨日は「土用の丑」でうなぎを買いました。

いつもは父の要望でコープさんで買ってたんですが、今年は日本のコストコへ行ってみた。
この間行った時になかなかいい感じがしたんですよ。

行ってみたら、

「限定50尾」

というめっちゃでかい鹿児島産のうなぎが売ってた。

目をつけてたのよりちょっとだけ高かったけど、せっかくだしとそれを買いました。

買ったのはいいんですが、実はととろさんがうなぎが苦手なんです。
正確にはうなぎの骨が。
前に刺さってえらい目にあってからびびってあまり食べたくないみたい。

それでととろさんには「うし」ということで肉を買って帰ってサイコロステーキにしました。
私は残ったうなぎを今日のお昼にいただいて幸せ。

父が毎年のようにぼやいてたなあ。

「今までLサイズは◯◯グラム(忘れた)ぐらいやったのに、今はどれも小さくなって✕✕グラム(忘れた)がLや言うてる、前のMぐらいや」

って。

その父が満足するだろうぐらい大きいのを買ったので、なんでここで一緒に食べてないのかと思うとちょっと泣けてきた。
これからも毎年思うのかなあ。

でも今年はもう一回来月の5日に丑の日がある。
さて、どうしようかな。
またうなぎ組とうし組に分かれてもいいかな。

ととろさんは「うなぎでもいいよ」って言うけど、あまり欲しくない人にいやいや食べてもらうのももったいないよ、高いのに。
だったら好きな牛肉食べてもらった方がよかろう。

でもこう言ってあります。

「こんどはうどんに梅干しつけとき」

と(笑)

ぶいこ救助

今日も暑い暑いと思ってたけど、少しだけ曇ってるからぎんぎらの太陽よりは少しましなのかな。
でもその分湿度が高いから、熱中症の危険性は変わらないらしい。

昨日も今日も、実家についたらまず植木に水やりをしました。
今までは夕方にしてたけど、その方がいいみたいなのでとりあえずやってみようと思って。

バケツに水を汲んでひしゃくでじゃばじゃば。
うちぐらいの広さだったらそれでいいのです。
植木もそんなにないしね。

そうしてバシャバシャしていってたら、

「あれ、こんなところにぶいこが」

空っぽの小さいプラスチックの植木鉢の真ん中で上向いてじっとしてる。
どうも見た目生きてる気配がないような。

よくマンションの廊下で上向いてぶいぶいしてるので、そういうのは靴とか傘とかで起こしてやることがあるけど、ここで死んでるのはもうどうしようもないなあ。

そう思って逆さにして振って出したら、

「あれ、生きてる?」

水やりしてたので水で濡れて動いただけなのかな?
ちょろっと水かけたらやっぱり動いた気がする。

金ばさみではさんで濡れてないところに移動したら、

「あ、やっぱり生きてた」

弱ってるみたいにも見えるけどのそのそと動いてる気がする。

その後買い物と配達に行ったのでそのまま放置してたんですが、帰ってきて郵便を見に行ったらいなくなってました。
ってことは、なんとか助かったんだな。

しかし、ぶいこってのはどうしてこうどんくさいんだろう。
いっつもそのへんでひっくりかえってぶいぶいしてる。
今回も植木鉢の中のペコっと凹んだ穴の中で上むいてた。
なんでそんな中に入るんじゃ・・・

なんにしても一匹のぶいこの命を救えたのはちょっと満足。

暑くて暑くてぼけてます

今日は私は出勤して、ととろさんは家で仕事してます。

それで来てからととろさんにシグナルでメッセージ送ったんですが、全然既読にならないし返事もない。
しばらくしたら既読になったんですが、返事が全くない。

「どうなってるんだ、この暑さで倒れてないだろうな」

と、心配になり、

「電話するぞー大丈夫かー!」

とメッセージの追加を送ったんですが、やっぱり返事はない。

どうなってるんだろうとかなり本格的に心配になってきた頃、返事があって気がつきました。

「あ、ここ、ととろさん宛てとちゃうとこやΣ( ̄▽ ̄;)」

いや、そりゃ返事ないわ(笑)

「ととろさんいないですよ」

と笑われてしまったー!(笑)

電話したらちゃんと出て生きてました(笑)

これはあれですよ、あまりの暑さゆえですよ、うん。

ということで、ととろさんは無事でしたが私の方が無事じゃなかったという出来事でした(笑)

めちゃくちゃ暑い!

近畿地方も梅雨明けしたらしいけど、本当に夏そのものという感じで暑くて暑くてたまりません。

昨夜はTMが出てた番組を11時から見て、いつもよりちょっと寝るのが遅くなったせいか、やや睡眠時間が少ない分もあってかますますへばりそうです。

本当に雲1つない真っ青な空で、

「もしもリゾートだったら最高だろうなあ」

と思うような色をしてるけど、普通の生活してるとなんだかもうつらくて仕方ない感じ。

今年の梅雨は結構雨が多くて、あまり植木に水やりしなくて済んでたんですが、今日からは毎日のようにやらないといけないだろうなと思います。
来ない日は仕方ないけど、そうしないとかわいそう。
自分だって水がほしいんだから、植物だってほしいよね。

もう外に出るのも嫌なぐらいのお天気と暑さ。

「今日はもう行くのやめたら、危ないよ」

と、やたらと行かせまいとするクマもいますが、さすがにそういうわけにもいかない、だって一応仕事ですから。

それでも、本当に危ないぐらい暑くなったら、そういうこと言うてられんのでさぼります。

「これからは少し仕事もさぼることにした」

と言ったら妹に、

「前からそう言うてたやん」

と言われたけど、実際は貧乏暇なしでそんなに休んでないですな、そういや。

それでも、病院やら他の用でお昼まで開けられない日があったら、そういう時に限って来てたお客さんに、

「長い事休んでたみたいやけど大丈夫?」

と聞かれたりもするのよ。

休んでたんじゃなくて、来るのが遅くなってただけなんだが、朝に何回かのぞいたら閉まってたので休んでると思ってたらしい。

はあ、こういう時は家が職場だったらなあと思うけど、ほんの1ブロックでも離れてて通ってるんだからまあしょうがない。

でも本当、危険で危険で危険な暑さになったら、植物にもごめんと言って、自分の身を一番にして店をさぼるつもりはしてます。
なんだかえらいこと危ない危ない言われてますからなあ。

うれしいねぇ

昨日の朝、買い出しに行こうとしたらととろさんが自分も一緒に行くと言い出した。

別に一人でも行けるんですが、そういう時は連れ出した方がよかろう。
それで一緒に行くことになったんですが、その時にこんなことを言うんですよ。

「ととろさんと一緒にお買い物、うれしいねぇ」

聞いて思わず爆笑。
なんだその言い方は!とつっこんだ。

それが妙にウケたので、その後思い出したように、

「今日はひよこさんと一緒にお買い物できてよかったねぇ」

と、真似するように言ったら、

「違うよ、お買い物行けてうれしいねぇ、真似するならちゃんとしないと」

と言うのでまた大爆笑。

それで昨夜は何かあったらその口調を真似して、

「なんとかだねぇ」

とやってたら、

「またマイブーム?」

と言われてしまった(笑)

でもほんとにその言い方が面白かったんだからしょうがない(笑)

多分これからもそうやって遊ぶ定番になると思う(笑)

ととろさんと妹と

今日は朝から買い出しに行くのにととろさんと一緒に家を出ました。
休みの前とかそういうことが多い。

買い物して実家に行き、荷物を分けてマンションに先に必要なものを運び、また実家に戻ってきたら妹からメッセージが来てました

「いるならお昼から行こうかな」
「おるよ、クマも一緒」

ということで、妹が来て午後から3人でお茶してなんだかんだと話してました。

主に話すのは私と妹で、いつものように取るに足らない話からちょっとは取るに足る話まで色々。
そこにちょこっとととろさんが参加するという感じ。

妹は駅から歩いてくるとか歩いて帰るとか言うけど、こんな暑い時にそんなことさせられないので迎えに行って送るんですが、その間も2人でずっとしゃべってます。

本当に大したこと話してないんですが、ようしゃべるな、ほんま(笑)

ドーナツと御座候持ってきてくれて、3人でお茶したら晩ご飯があまり入らなくなってしまった、食べたけど(笑)

まあ、時々こういう時間があるのも良いことです。

初めての柴三郎

昨日の夕方、お客さんが差し出した千円札が柴三郎君でした。

「あらっ、これ新紙幣」

と言ったらお客さんが、

「そうなんです、おもちゃみたいですよね」

と、ニッコリ。

「でもこれにすごい技術が注ぎ込まれてるのよね」
「そうらしいですね」

と、会話をしてありがとうございますをしました。

新紙幣に変わって割とすぐに銀行で両替をしてきたので手元にはあるんですが、店で払ってもらったのは初めてです。
なんだかうれしかった。

で、帰ってからととろさんにもその話をして、夜、寝る時に思い出して、ちょっと気になってきた。

「あれ、本物よね?」

まだ新紙幣に慣れてないから、もしも今、偽札出されても分からない自信がある。

それにいつものお客さんならよく分かってる人なので、そんなことないと思うけど、多分初めてのお客さんか、来たことがあっても顔を覚えていないぐらいの人。

「そんなことないと思うけど・・・」

気になってきたけどお札は店のレジの中、確かめることもできません。

店に来て、レジ開けて一応確かめてみる。
うむ、ホログラムもあるし透かしもある、本物に間違いはあるまい。

そうは思ったんですが、やっぱりまだなんだか慣れない。
しばらくは受け取るたびに一瞬何か考えそうです。

そんな動物王国いらない

始まりは一昨日、火曜日の夕方でした。

車庫に入れてあった車を出そうとして、思わず、

「ビビクン!」

と、なってしまいました。

倉庫の端っこの方なんですが、

「アレ」

が死んでる・・・

朝はどうだっただろう、もしかしたら見てなかっただけでその時からいたのか、それとも今までの間にここに来て力尽きたのか。
どちらにしても迷惑なことだ。

そういや少し前にも配達に行った時、そのお宅の敷地の外で死んでたな。
そういうの見る季節になってしまったなあと、そっとよけて通ってたんですが、うちの車庫のところにも・・・

でもよけて通れるし、見ないふり。
そして昨日、朝来たらやっぱり死んでる。
そりゃ自分で動いてはくれないだろうが、猫とか鳥とか、何か他のが持ってってくれないだろうかと思ってまた見ない振りしました。
そして夕方もやっぱりいたけど見ない振り。

「今朝はどうだろう」

いました。
いたけど見ないふりしてたら、

「どわっ!」

なんということでしょう、今度はトンボがシャッター本体じゃにけど、すぐ近くにとまってる。

「うーん、シャッター開けたら飛んでってくれるかな」

期待してそっとシャッター上げてみたけどじっとしてる。
弱ってるのかな。

そのままだったら確実に車でひいてしまう。
何かないかなと思ってそのへんの長い草をひっこ抜き、それではらおうと思ったらどこかに行ってました。

「やれやれ、よかった」

そう思って車に戻ろうと思ったら、

「あれ、今入ってったのなんだ!」

何かが車庫の中に走っていった!

「ま、ま、ま、まさかアレじゃ・・・」

確認しに行ったら、

「あ、トカゲかヤモリ」

の小さいやつでした。

そのままだったら車庫に入ってしまうから、なんとか追い出そうとしたんですが、車庫の奥に入ってしまった。

「まあトカゲかヤモリならいいか」

小さかったから、その気になったらどこぞから出ていくだろう。

気がついたらさっきのとんぼも道路の上にへたってる。
やっぱり弱ってるんだなあと思ったけど、どうしようもないのでそのままにしておきました。

そんなこんながあり、車をしまって車庫に鍵をかけて玄関へ。

「あ、カート忘れた」

その騒ぎで車の後ろに乗せてた荷物を持ってくるのすっかり忘れてた。
仕方なくもう一度車庫に行くことになったんですが、アレもとんぼもそのままいる。

「なんで朝からこんな目にあわにゃならん」

夏はどうしても色々な生き物に会う機会が増えるけど、できればもう会いたくないなと思ってます。
どうしても会うならトカゲかヤモリね、これは平気だから。