昨日は12月14日、旧暦ではないですが赤穂浪士の討ち入りの日です。
なので晩ご飯はおそばです、討ち入りそば、晩ご飯を考えなくていいのでそばなのです。
毎年のことなので「おそばかな?」と聞かれる程度に定番です(笑)
毎年、この日に合わせて父親がおそばを注文します。
小麦粉多め、ととろさんに言わせると「うどんに近い」おそばですが、四国のおそばで、なんでかそれを知って通販で買い出した父親のお気に入りなのです。
討ち入りそばの日までに買って年越しそばにもします。
そして妹の家やいとこのところにもおすそ分けしております。
何年か前からの我が家の習慣。
「そば注文してくれとんやな?」
7日の日に父親に言われました。
いや、今年は注文の封筒すら見てないんだが?
注文などできるはずがない。
急いで父親から封筒受け取って開封。
親父も開封すらしていない。
「日時指定の場合は10日以上後を・・・」
ってことは最速でも17日かよ・・・
毎年付属のハガキで注文するのですが、今年はだめもとで「14日14時~16時」にチェックしてFAXで注文してみました。
「あかんかっても去年のあるし」
そうなのです。
乾麺で賞味期限が長いので来年の9月まで大丈夫。
しかも、今年は夏にあまり食べてないので年越しそばまで十分に食べられる量残ってるぐらい。
おすそ分けしないなら足りるけどおすそわけできないので注文する、って感じなので特に慌てもしませんでした。
それでうちにあった来年9月までのを持って昨日実家に行ったんですが、無理な注文したにも関わらず、ちゃんと指定の日時に届きました。
ありがとう、おそば屋さん( ̄人 ̄)
でもせっかく持ってきたから古い方から食べたった(笑)
その後うちの店のカレンダーを送りに郵便局行ったので、即支払いも振り込んでおきました。
さて、その他にもまた今年は違うことがありましたよ。
「おそば、天ぷら乗せてほしい」
そう言い出したクマがおりました。
我が家の討ち入りそばも年越しそばも、長年の間「炊いたうすあげ」「かまぼこ」「ささうちのネギ」の定番だったのです。
そこにゆで卵が参加することもある。
「そうか、じゃあ天ぷら買うか」
そうしてエビの天ぷら3尾だけ買いました。
それと残ってた湯がいたほうれんそうを乗っけて写真のようになったのです。
そうしたら親父が喜んだ。
「天ぷらが乗ってる方がおいしい」
って、そうなのー?
だって揚げ物とかそんな食べたがらないし、長年あげさんだったし、天ぷらいらんのやとばっかり思ってた。
「そしたら今度から乗せるようにしよか?年越しそばにも乗せるか」
「そやな」
ってことになりました。
そしたらとーちゃんが、
「分家が贅沢したら本家が怒るな」
と、ニヤリ。
何が言いたいかと言いますと、討ち入りの赤穂の浅野さんは広島の浅野さんの分家なのです。
なので討ち入りの後で浅野内匠頭の弟の浅野大学さんが広島の浅野さんにお預けになってます。
母方のご先祖がその広島の浅野さんの家臣だったので、そのことを言うてるわけですな(笑)
その分家の浅野さんが討ち入りするのに天ぷらまで乗せたおそば食べてるとは思えないが、もしも乗せてたら質素倹約してただろう広島の浅野さん怒るで~ということです(笑)
帰って今度はととろさんに出したら、
「天ぷらってこれ?」
って言うから何かと思ったら、かき揚げだと思ってたらしい。
どっちがいいのか聞いてみたら、
「1個だけ乗るならかきあげじゃないの?でもエビの方がおいしいし、エビは天ぷらになるために生まれてきたからなあ」
と悩んでます(笑)
さあ、大晦日には何が乗るかな?
そして来年はどうなるかな?