日別アーカイブ: 2019年4月22日(月)10時16分

TMN final live LAST GROOVE 1994

昨日はTMネットワークの35歳のお誕生日でした、おめでとう!
そしてそれを記念した映画の上映会に行って来ました。

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はっきり言ってデビューした年は覚えてるけど日までは覚えてない古いだけのファンの私、でもこうしてイベントやってくれたら、来年からは思い出せるぞ、おー!

ととろさんと一緒に車でハーバーランドへ行き、お昼ご飯を食べてから映画館へ。
映画館、行ったことあるのに場所間違えて覚えてて慌てたりしました( ̄人 ̄)

いざ入場、で入り口のところで開始時間と終了時間が出てたので見て、

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「え、20時45分まで?うそ~5時間もやるの?え?」

と言ってびっくりしてたら、前にいた女性が、

「両方やるのでそれぐらいあると思いますよ、だから価値がある」

と、教えてくれました。

そういや2日あったわね。
でもそれまるまるやるとは思ってなかったー!
うむ、それは価値がある。
でも映画だからそんな長いと思わなかったのよー!

ととろさんに「どのぐらいあるの?」と上映時間聞かれて、

「3時半から2、3時間でしょ」

って言うてたのに、そんな遅くなるなら正午からぐらいやってほしかった(笑)

割と時間ぎりぎりで入ったので、席についてほどなく上映が始まりました。

最初はライブ前の練習の状況とか流して、それを座って見てました。
そしていざ、ライブが始まったらわーっとみんな歓声あげて!

と、思ってたんですが、静か・・・

「え、そんな状態?もっと一気に盛り上がるかと思ってた」

それぐらい普通の映画みたいで面食らいました。

だって、ライブ映画だもの、映画館だから立ち上がったりはなくても、もっとライブみたいに盛り上がるもんだと思ってたから。

1曲目が始まって、私は画面に合わせて揺れたり歌ったりしてたんですが、最初はちょっと遠慮しました。
なので小さく揺れてた。

自分一人だけじゃないとは思ったけど、左隣のととろさんは静かに座ってるし、その左は通路でそっちの席の方の様子がちょっと分からない。
前の席の人もじっと座ってる。

そしてね、私の右側の2人の方なんですが、この方達がちょーっと分からんかった。

すごく若いお嬢さん、多分TMがこのライブやった25年前に生まれてたとしても物心ついてないかも、ぐらいな女性2人だったんですよ。
女性は年齢分からないから、もっと若かった可能性ももっと熟してた可能性もあるけど、多分20代じゃないかなと思う2人組でした。

着席した時にちらっと見て「こんな若い人も見に来てるのうれしいなあ」と思いました。
そんでお若いから、ばりばりもりもり物食ってた(笑)
お菓子やらなんやら食べてジュース飲んで、スマホ見ながら2人できゃっきゃと話をしてた。

「盛り上がってるなあ」と思いながら、会話がちらっと耳に入って、その段階で「ん?」とは思ったんですよ。
だってTMと全然違う話で盛り上がってる。
つーか、何のお金か「二千いくらいくらだったよね」と交通費っぽい話と、普通の世間話してる感じ、詳しくは聞いてませんが。
なんとなく違和感ある2人でした。

そして、映画が始まって、私が「うわああああああ・・・え、盛り上がらん?」と思って右見たら、

「すーすー・・・」

熟睡してる・・・
うそ~ん・・・

最初、目をつぶって聞いてるのか?と思ったけど、しっかり寝てた。
首、こちら側にカクンと落ちて、寝息立ててる、熟睡状態。

もう1人向こうのお連れさんも見てみたんですが、そちらも船漕ぎながら寝てる・・・

映画、5500円だったですよ。
それに発行手数料やらなんやら色々かかりますよね、今は。
交通費もかかるし、来て食べてるものもお金かかってるよね。
お金のことばっかりで恐縮ですが、一番にそれ考えた。

だって、無料だったらお付き合いで来て寝てしまってってあるもの。
今回、映画のチケットも当選しなかったって声聞くもの。
それが始まる前は2人でばりばりもりもりべちゃべちゃくちゃくちゃしてて、始まった途端に寝るって、何しにきとるんだ・・

それでも、途中から自分的にどんどん盛り上がってきて、

「えーい、もうもしも一人だけでもいいや!」

と、自分の席で、他の方に迷惑にならない程度に押さえてですが、ライブと同じように盛り上がって楽しみました。

そのうち、ととろさんの向こう側の方が手首にキラキラ光るサイリウムみたいのをつけたり持ったりして盛り上がってるのが視線に入り、前の方の席でも手を振り上げてる人が見えて、よしっと私も盛り上がりました。
ととろさんの手も掴んで「げとわいるえんたーふ!」と盛り上げた(笑)

そうしてるうちに映画の気配が終わりに近づいてきたな~って雰囲気になった頃、盛り上がるだけ盛り上がって、ちょい一度静まってってなった頃、右隣の2人が動きました。

「帰るんかい!」

まだ映画やってるのに、スマホか何か開いて何か確認したと思ったら、荷物持って前通って出て行った。

私達の席は後ろの方だったので、前で人が動いたりすると割と見えるんですよ。
途中退席してトイレか何かに行って戻ってくる人もいたけど、2人で荷物持ってってなると、帰ったとしか思えない。
ほんまに何しに来たんや・・・

そうしてるうちに私もトイレ行きたくなって、休憩に入ってしまったらいっぱいになるなと少しだけ早く、ととろさんと出てトイレに行きました。

戻ってくる時に休憩になって飛び出してきた方達とすれ違ったら、どどどどどっと列になってたので、あの列に並んでたら時間間に合わなかったかもなあ。
後ろの列なので降りるのも遅くなるし。

席に戻ったら、さっきの手首にサイリウムの方達が後ろの席の方に「まぶしくて邪魔じゃなかったですか?」とか聞いて謝ってたので、いい方達だなと話しかけてみることにしました。
んで、手首のが「Incubation」の時のグッズらしい、と知りました。
あんなかっこええのあったんや~ええなあ。

そして、

「よくみんなじっと座ってられますよね、私は無理」

と言ったら、

「そうですよね、後半も振り切っていきましょう」

みたいな話になり、もっと力をもらったので、後半も楽しむことに決めました。

「もっと盛り上がると思ってた」

と言ったら、

「誰か先導する人がいないからかも」

うむ、そうか。
じゃあ私が手振ることで我慢してた人が手振れるな、揺れることで揺れられる人がいるな、そんじゃ遠慮するこたない。
もちろん、周囲の席の方の迷惑にならない程度に、ですが。

幸か不幸か右隣は2つ開いてる、遠慮はいらないぜ~♪
そうして後半は前半よりもっともっと盛り上がって楽しめました。

ただ、ライブがね、TM終了のライブだもんで、ラストに挨拶とかあるですよ。
まだ25歳分若い3人、やっぱりきれいでした。
そしてライブも元気。
5年前のとか、ウツは病み上がりだしてっちゃんはあれだし、木根さんはがんばってたけどやっぱりそういう部分のパワーには欠けます。
それは仕方ないこと、だって還暦だもの(笑)

挨拶の言葉が、その後起こった色んなこと知らない頃だから、なんとなくもやっとした、心のどこかに小さく引っかかるような、そんな微妙な悲しいとか悔しいとかじゃなく、なんて言っていいのか分からんけど、素直に「TM終わるの悲しい」だけの当時あのライブ会場にいた方が感じたのとは違う、そういう感じを受けて映像が終了しました。

はあ、やっぱり25年経ったんだなあ。
自分にも色んな事あったけど、よく考えたらあり過ぎやろTM・・・
良いことも悪いこともどーんとあったなあ。

「僕たちの歌が少しでも歴史に残るかも、それがうれしい」

みたいにウツがMCで言うですよ。
うん、がつんと足跡残したね、色んな意味で。
歌も残ったし、こんだけ妙な歴史刻んだバンドもないぞ、おい。

そりゃ薬やったり一発屋で消えたり、1人だけクローズアップしてウヤムヤのうちにバンド活動しなくなったり、悲しいことだがメンバーが亡くなったりしたバンドはいっぱいある。
3人が3人共、無事じゃないのに無事で、それで今でも愛されてて、やろうと思ったらコンサートだってやれてな状態で、しかも今年なんか「シティハンター」のおかげでまた「GetWild」が街中に流れて、こんなバンドないよ!

なんだろう、

「大変な男に惚れてしまった」

そんな感じです(笑)

新しいライブ見たい気持ちもあるけど、当時のあのパワーはもう感じられないんだろうなあと思うと、それはそれでいいのかも知れないとも思ってしまう。
やってもやらなくてもどっちでもいいよ。
どっちにしても、私がずっと好きな気持ちは変わらないし、35年後にまた映画上映したら見に行くよ。
その時も、自分の踊れる範囲で踊って揺れる、生きてたら(笑)

そんなこと思った一日でした。

3枚目の写真は参加賞のタオルです。

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他には何もグッズとかの販売なかった。
それもちょっと寂しかったなあ、仕方ないけど。

帰ろうとしたらTMのグッズとか持ったグループが記念写真撮ってらっしゃいました。
さっき私が話しかけた方もいらっしゃって、何かのグループで来られたのかと思ったら、フェイスブックで募った有志だったようです。
知ってたら参加させてもらったのになあ、とちょっと残念だった。

夢のような一日でした。
次は、いつ、どんな形で再会できるのかな、あの奇妙な素敵な3人に。