日別アーカイブ: 2020年11月4日(水)10時16分

記憶力の不思議

ととろさんと話をしていてこんな会話になりました。

「鬼滅のなんか人気あるキャラあるやん、最初にたんじろー助けに来て天狗のところに連れていく人」

そう言ったらととろさんが「名前は?」と聞いてきたので、

「なんか『ぎ』がついた、ぎにゅう?ぎどう?なんやったかなあ、ぎ、ぎ、ぎ・・・」

色々考えて、

「ぎゆうやぎゆう、字は覚えてないけど」

と言ったら「名字は?」とまた聞かれ、

「えっと、辻がついてなかったっけ、つじつじつじ・・・つじどう、なんかそんな気がする、つじどう!」

富岡でした(笑)

実は、ってほどでもないですが、私は名前とか覚えるのがあまり得意ではありません。
得意じゃないってか、覚えられるのと覚えられないのの差があると言うか・・・

先日も、確かGackt君が扮装して動画を出して話題になった鬼滅のキャラの話になり、ととろさんに名前覚えてるか聞かれたので、

「なんかひどいっぽい名前やった・・・確か『非道』!」
「無惨な」

ってなことになった(笑)

その後も、

「善逸の名字は?」
「あったっけ?」
「・・・・・・( ̄▽ ̄)」
「あった?」
「あった( ̄▽ ̄)」
「覚えてない」

吾妻でした(笑)

「もう一人は?」
「猪かぶったのは、猪太郎じゃなくて伊之助」
「名字は?」
「え、猪に育てられたのに名字あるの?Σ( ̄▽ ̄;) (アニメしか見てないので猪に育てられたと勝手に思ってるんだが違うの?)」
「あるよ」
「いのししやのに!」

嘴平でした。
あるんや名字(笑)

その続きで「寄生獣」の話題になった時も、

「しんいち(字分からん)は頭より左手の方が賢いってネタで」

とかととろさんが言ってて「寄生獣」は少し読んだことあるし実写映画も1つ見たし、ミギーのアイコン使ってるお友達もいるしそこそこ知っているのです。
ですが、ミギーの話題になって頭の中にあの姿と名前が浮かぶとタイトルど忘れした。

「なんやったっけミギーの出てくる漫画、なんやったっけもう『ミギー様』としか浮かばない」

と頭かかえててととろさんにびっくりされた(笑)

でもありますよね、こういうの!
あるよね!

記憶力について、ないのかと言われたらそうでもないと思ってます。
般若心経はそらで言えるし、徳川十五代将軍は全部言えるし(これは鍋のおかげ)歴代天皇も聖武天皇までだが覚えてる、円周率も小数点以下30位(位でよかったっけ?)まで言える、ハンジさんが合言葉に使った「エルゲルヒェンさん」も一発で覚えた。

なのでないと言われると心外と思う部分もあるのですが、その一方であれだけ人生の柱のTMの曲のタイトルを覚えてなくてびっくりされたりするもんで(昔はカラオケ行くと探せなくて困ったなあ)、自信がない部分も多いです(笑)

なんでそうむらがあるのかな?と考えるに何かとっかかりとか思い入れがあると覚えますよね、こういうのって。
前述の鬼滅の「無惨」ですが、これはもう名字も含めて覚えました。

というのがですね、名字の「きぶつじ(漢字は知らん)」の後半の「つじ」です。
ととろさんがお世話になった病院の先生に「○○辻」というちょっと変わった名字の先生がいらっしゃったのですよ、それで「きぶつじ」と聞くとその先生が浮かび「辻」だったなと進んで「きぶつじ」だと思い出せるようになりました。

記憶力の本とか読むと、だから「何かにひっかけて」とか書いてあるけど、この「ひっかける」がまたなかなかできんですよね。
「OL進化論」という漫画の中で優秀な秘書が顧客の名前を覚えるのにあだ名をつけたらいいと言って「どんなあだ名ですか?」と聞かれ「口に出して言えるようなやわなあだ名じゃだめ」ってのがありましたが、これ、その通りだと思う。
でもその「やわじゃない」名前つけるのもまた難しい。

世の中には一目見てそれをまるまま覚えてしまう記憶力の持ち主もあるようで、昔の忍者なんかはこの訓練してて一度目をつぶってパッと開いた時にその書類とか見て焼き付けて覚えるってのあったけど、訓練でできるのかなあ?
「レインマン」でレイモンドが落としたマッチ箱の中の本数を一瞬で記憶するか数えるってのあったけど、ああいうのはやっぱり脳の働きな気がする。

それから興味のあることは比較的覚えるから、なんにでも興味持てばいいんだろうが、好奇心で死ぬタイプなのになんにでも興味持ちすぎて覚えられない部分があるのも自覚できるので、興味はそこそこで深く持つのがいいのかも知れない。

何にしろ、難しい学校にいる天才っぽい人は教科書なんて一度読むと覚えてしまうので時間かけて勉強とかしなくてよくて、他に色々できる時間が取れるとかも聞いたことあるから、できればそういう脳を持ちたかったな。

まあいまさらそういうのと取っ替えることもできそうにないので、今までの間にあっちこっち見て脳のどこぞ、多分海馬に残ってるだろうものに色々引っ掛けて、できるだけ覚えたことは忘れないように、これから知ることはすぐ引き出せるように練習してボケないようにしたいもんです。