日別アーカイブ: 2022年8月22日(月)16時52分

救急車でGO!

それは昨夜3時半頃の始まりでした。

ふと目が覚めて、

「あれ、なんか背中痛い?」

そんな感じがしました。

今、肩のブロック注射に行ってますが、寝返りをうった時とかに腕の筋がピンと伸びて「いたっ」と思う時があります。
ちょうど背中にそんな感じがありました。

しばらくしたら治るだろうと思ってたけど、全然治らない。
鋭い刺すような痛みじゃなく、なんか背中というよりそのちょっと中、体の中に熱く熱を持った物があり、それが痛みを発してる、そんな感じでした。

痛くて動けないというのではないんですが、じんわりとずっと痛みが続く感じ。
しばらくあっち向いたりこっち向いたりしてたんですが、なんかずっと痛い。

「なんかこの痛みって・・・」

ちょっと思い当たることがあったので、それで調べてみたらなんとなく自分の症状と合ってるような。

「胆石の痛み」

もうずっと昔になりますが、母が痛いと言って朝から病院に連れて行ったらそれで、すぐに入院したことがありました。
なんとなくそれっぽい。

「私も胆石かなあ」

時代劇で旅の娘さんが道端に座り込み、

「持病の癪が・・・」

って言ってるのがこんな感じかも。

「朝になったら治っても治らなくても病院行こう」

そう思って寝てられるぐらいの痛みをじわじわ抱えて寝てました。
それが、なんだか寝てたら辛いぐらいになってきた。

座ったらちょっとましなんですが、ちょっと声が出るぐらい痛い。

「はあはあ、いた、いたた・・・」

そんな感じでつぶやくぐらいになってきた。

ととろさんを起こそうかなとも思ったんですが、昨日副反応で寝てたし、朝になったら病院に連れて行ってもらわないといけないかも知れないので、できるだけ起こさないように、暗い中でスマホで何か見たりして気を紛らわせていました。

「早く朝にならないかなあ」

こんな時に限って時間が経つのって遅い。

その間にトイレ行ったりしたけど痛みがなくならない。
食中毒とかなら出したら治ったりもあるけど、明らかに胃や腸って感じじゃない。

そのうち吐き気がしてきた。

トイレ行って夕べのご飯全部吐いて、戻って、また吐いてを繰り返し、最後はもう胃液も出ない、胆汁みたいな苦いのがちょっと出るだけ。
でもそれ吐いたらちょっと楽になったような。

「やっぱり胆石で、胆汁吐いたから楽になったの?」

と、自分で思ってまた布団に戻ったけど、痛みがこの頃ピーク、痛くて冷や汗が出てきた。

横になると痛い。
右になっても左になっても痛い。
上も少し痛い。

一番痛くないのはトイレで便座に手をついて吐く姿勢してる時だけど、ずっとその姿勢でいるわけにもいかない。
何しろ休みたい、疲れた。

そのうち冷や汗でパジャマぐっしゃぐしゃ。
冷たい。
このままじゃ風邪ひくと家用のひよこちゃんTシャツに着替えてパジャマは洗濯カゴへ。

うんうん言ってそんなことしてたら、5時半過ぎた頃かなあ、さすがにととろさんが気がついて起きてきた。

「どうしたの!」

すごいびっくりして、

「救急車呼ぼう」

って言われたんですが、

「いや、病院の時間なったら行くから」

と、一度断りました。

「なんでその時に起こさないの、痛かったらすぐ救急車」

って言ってくれたけど、

「いや、ちょっと様子見る」

って言ってまたトイレ行ったけど、もうその姿勢しても痛いし吐こうとしても何も吐けない。

「ちょっとギブ・・・救急車呼んで」

そう言って病院行く用意しました。

電話かけてくれて、

「話せるなら症状は自分で言った方がいい」

とかわったので、救急の人に色々伝えました。

何しろととろさんは何があったか分からんから。

「10分ぐらいで行きますので換気してマスクして待っててください」

ってことで、救急の人が来てくれた時には、テーブルの上につっぷしてふんふん言って痛がってました。

それでも歩けるからとマンションの下まで歩いてストレッチャーに横になって救急車で私の二ヶ月に一度通ってる病院へ。
救急受付。

が、救急車乗って、病院着いた頃にちょっとましになってきた。

一番痛みのピーク、夜中にはあはあ言ってた頃を10とすると、救急車乗る前は6、乗ってからは4か5、そして病院の救急センター着いた頃は2か3ぐらいになってました。
なので色々検査してもらったり問診したりの時はぐったりはしてるものの、案外普通に話もできました。

心電図、エコー、CT、血液検査、色んな検査をしてもらい、救急センターの診療室に戻ったのは壁の時計見たら(腕時計してなかったのでそれまで時間分からなかった)7時半頃でした。
ととろさんが廊下で待ってくれた前を通ったので、手も少し振ったけど見えたかどうか。

その頃には点滴で痛み止めを入れてくれてたのもあるからでしょうが、痛みが1からが痛いとなったら0.5ぐらい。
痛みの手前みたいになって、すっかり落ち着いてました。

最初に診てくれたのは若い女の先生だったんですが、結論から言うと、

「分からない」

って、は?

血液検査の結果なんらかの炎症は起きてるけど、

「筋肉痛とかでも出る数値」

って、これは絶対筋肉痛じゃない。

「胆石は小さいのが影が見えます」

だそうですが、

「胆のうとかが炎症起こすほどでもないので、痛みが落ち着いたら痛み止めを出しますのでそれで帰ってもらっていいですよ」

ってことになりました。

それで、その前に口がカラカラだったのでお茶(いつもの水筒を持って行ってた)飲んでいいか看護師さんかな、に聞いたらちょっと待ってと言われたので、先生に聞いたらいいと言われたのでそこでお茶を飲みました。
おいしかった。

それでお茶飲んで5分ぐらいしてかなあ、

「もうひよこさん帰っていいですよ」

と、先生がちょうど交代の時間で行ってしまった後、

「ちょっと痛くなってきた」

と言ってたら、今度は若い男の先生が来て、やっぱり帰っていいですよ、と言われたので、

「ちょっと痛くなってきたんですが、あ、いた、いたたた!」

またすごく痛くなってきた。

なんかタイミングがタイミングだけに、帰りたくなくて駄々こねてるみたいに思われないかって心配するような、そんな感じになりました。

そのうちベッドの上で寝ても起きても痛い。
夜中と同じような感じになって、ずっとととろさんが背中さすってくれるんですが、そうされても全然痛みは収まらない。

「本当に痛いんです」

って、意味のないことを先生に訴えるんですが、先生がまたCTやら検査結果見てくれても、

「やっぱり状態的には帰ってもらっていいんですが」
「でも今帰されてもまた救急車呼びます、いたたたたたあ」

な感じ。

ふんふん痛がってて、何か考えたら途中で冷たいお茶飲んだことが何かあるんじゃないかと思ってきた。

それを先生に言おうとしたら、先生、忙しいみたいで病棟からも電話かかってわたわたして「まだ救急で」って大変そう。
それで私の検査結果や写真見て色々考えてくれてる。
申し訳ないと思うが、痛いもんは痛いんじゃー!

「本当に痛いんです」

一度収まっただけになんかそういうこと言う私。

「痛み止めを最初に入れたのと違うのをちょっと今度は飲んでください」

って錠剤持ってきてくれて飲む頃には、またちょっと収まってきて、痛みとしてはさっきのピークが6から7ぐらいとしたら3ぐらいになってきた。

お茶を飲んだことがきっかけじゃないかと言ったら先生の見解はこうだった。

「胆石の影響がやはりあって、小さい石が動いて痛かったのが収まったけど、お茶を飲んだことでそれがまた動いたんじゃないか」

言われたそうかもと思う。

とにかくまた痛み止めと胃薬飲んだ頃にはもうかなり収まって、

「なんか、帰りたくなくて嘘ついてるみたいになっても嫌なんですが、本当に痛かったんです」

と言ったら先生が、

「それは見てたら分かりましたから大丈夫ですよ」

と言ってくれてホッとしました。

そんで薬飲んでも、もう一度痛くなるのは嫌だったけど検証のためにお茶も飲んで様子見たけど痛くなくなって、帰れることになりました。

会計して、病院の前の薬局で痛み止めと胃薬もらって、病院のコンビニでパン買って、それでタクシー乗って帰ってきました。

帰ってパン食べて寝て、起きたのは3時半頃だったかなあ。
12時間ほど前には苦しんでた時間だなと思いながら起きて、ちょっとしてからこの日記書いてます。

ほんっとに痛かった!

ととろさんが、

「TM行った後に救急車になるからもうTM禁止する?」

って、冗談じゃねー!

でも本当、7年前には2日後、今回は12日後に救急車に乗ってます。
いつそうなったか聞かれたら絶対忘れないな。

さすがに今日は店、突然休んでしまった。
燃えるゴミもあるから、明日は朝あれも出さないと。
今日は銀行も行こうとか色々思ってたのになあ。

と、そう思えるぐらいには元気になりました、ありがとう!