相変わらず実家の店は閑古鳥が鳴いていますが、今日は珍しいお客さんが来てくださいました。
入ってきて買い物をして、
「ご主人はお元気?」
と年配の女性が聞いて下さったので伝えたら、
「ええっ!」
とすごく驚いて、
「いつもとてもよくしてくれて、優しい方で」
と残念がってくださいました。
父が知っていても私が知らない方もいらっしゃるんですが、お名前を聞いたら知っている方でした。
随分と前、まだ父がメインで配達をしてた頃、私もよく配達に付いていっていたお宅の方でした。
少し変わったお名前の方なのでよく覚えたんですね。
顔とかは申し訳ないですが覚えていませんでしたが。
何しろ高校とか大学とか、その頃のことなので。
少し話をして帰られたんですが、そういうことがあるのも店をなかなかやめられない理由の一つかも知れません。
「また来ます」
とおっしゃったんですが、またお元気な顔を見ることができたらいいなあ。