今週の初っ端、と言うか先週の土曜日の終わりからもう出てましたが、連ドラの「マッサン」でタイトルのような電報が送られてきました。
その電報の文を見て、ととろさんが、
「なんであんな書き方なんかな、もうちょっと何か書けばいいのに」
とか言うもんで、
「そんなん書いてたら高くなるやんか」
と言ったら、
「なんで?」
って、電報って長くなると高くなるの知らんかったのかいΣ( ̄▽ ̄;)
ちょっとびっくりしたんですが、考えてみたら私もお祝い電報と弔電ぐらいしか打ったことない。
それからさらに世代が遡るととろさん世代だと、知らない人がいても不思議ではない、のか?
そういやちょっと前にテレビで見たんですが、昔のヒット曲とか聞いても意味不明な小学生とか結構いたな。
例えば「恋に落ちて」の「ダイヤル回して手を止めた」の意味が分からないらしい。
ってことは、小学生にはTMの「The Point of Lovers’ Night 」の「電話ボックスに忘れたカセットで君のメッセージ僕に伝わった」も意味不明なんだろうなあ。
そうそう、カセット見ても分からない子もいたな。
話は戻りまして、それから電報の話になったんですが、言われてみれば何文字で何円かとかも知らなかった。
調べてみたら、今は普通の電報が25文字までで440円(税抜き)みたいです。
慶弔扱いの場合は660円(税抜き)で、慶弔を3日前までに申し込みだと550円(税抜き)に値引きがあるらしい。
う~ん、言われたらなんかそんなんだった気がする。
その最初の25文字を越えたら、そこから5文字ごとに60円(税抜き)に増えていくらしい。
他に「緊急定文電報」てのがあり、それは1通340円(税抜き)であるんですが、これは文字通り決まった言葉があるやつで、例えば「911 危篤、至急電話されたし。」とか「990 至急電話されたし。」みたいに申し込む、らしい。
やったことないから分からないけど。
こうして今もきちんとあるんですねえ、電報。
しかし、今は電話とメールで済むから、慶弔電報以外の電報ってどの程度使われてるんだろう?
「マッサン」の時代以降、昭和もかなり後まで電話がない家も多かったから、その時は活躍してたんだろうけど、家の電話すらなくて携帯だけの人も多いこの時代、緊急に「すぐ帰れ」なんて知り合いで打った人もいない気がする。
写真は今朝の「マッサン」の電報ですが、これだと本文の「チチキトク スグカへレ」が確か濁音とスペースも1文字と数えたはずだから12文字と、「ハハ」とその前のスペースが入って3文字、それから差出人の名前も数えたんじゃなかったかなあ、今は分からないけど。
だとすると「カメヤマサナエ」で7文字?
合計22文字で25文字以内、大体こんな感じなのかな?
「なんで今でも電報使ってるんやろ?Faxやメールでいいと思うんやけど」
と、ととろさんは言うけど、結婚式はまだしも、お通夜やお葬式でFaxはやっぱりなんか違う気がする。
それとも、これも時代と共に代わっていって、そのうちお悔やみメールとかが普通になるのかも知れませんね。