日別アーカイブ: 2019年3月18日(月)09時22分

しゃぶしゃぶぐつぐつ

ととろさんが少し前から「しゃぶしゃぶ」にはまってます。

といっても、全然ごちそうじゃない。
何しろ使う肉が「豚の小間切れ」だし(笑)

我が家の「しゃぶしゃぶ」には伝統があります。
ずっとずっと昔、父親がひどい胃腸炎になった時、お世話になった内科の先生が「安物の赤身の肉のしゃぶしゃぶとかいいですよ」と教えてくれて、しばらくそういうのが続いたのです。
母と「しゃぶしゃぶ飽きた」と、セリフだけ聞いたら贅沢なこと言うぐらい食べたなあ。

その話をととろさんにしたら、胃腸を悪くしてたととろさんが、

「ひよこ家の伝統だ!」

と、要求してきて、今年になってもう何回やってることか。

これもまた前のことになりますが、そういうのを食べさせてたせいか、外で食べた時にその肉の薄さにがっかりしたととろさんが、

「外のしゃぶしゃぶは偽物」

と言うようになりました。

それで昨夜も「しゃぶしゃぶ」でしたよ。
100グラム100円の肉でな!(笑)

それ食べたら、

「これこそ本物のしゃぶしゃぶだ!」

と、外で聞かれたら恥ずかしいようなこと言うのやめれ(笑)

で、ですね、いつだったか、やっぱり小間切れ肉を買ったら、すんごい分厚いのだったことがあります。
とってもしゃぶしゃぶしても火が通るような代物じゃない。
煮るしかない。

「これはすごい、これこそ本物」

とその時も言うので、

「これはもうしゃぶしゃぶちゃうやん、ぐつぐつやん」

と言ったら、

「いいや、これこそ本物、お父さんにも食べさせてあげたい」

とか言うもので、

「とーちゃんはこんなんは食べんからな」

と断っておきました。

まあね、なんでも「ほどほど」「そこそこ」ってのがあります。
そんな高級でなくていいとは思うけど、小間切れを本物と言うの、ほんまやめれ(笑)