先日買い物に行ってレジに並んでいたら、いわゆるレジ横というところに懐かしい物が並んでいました。
正式名称はなんて言うのかな、チューブに入った液体を冷凍して食べるジュースのようなアイスのような、あれを売っていました。
うちの母親は、
「ちゅっちゅアイス」
と、呼んでましたが、正式名称ではないでしょう。
とにかく我が家では「ちゅっちゅアイス」と呼んでいたそれを買って冷凍しておきました。
買った翌日だったか、1本をととろさんと分けて食べてみました。
うん、懐かしい味だ。
お値段もアイス2つ分ぐらいで10本入っていて、半分ずつ食べるとすると20回分、お得だ。
そして今日、ととろさんが他のアイスを食べていたので私は一人でそのアイスを1本食べることにしました。
前回は真ん中のくぼんだところからぽっきり2つに割って分けたんですが、今日は一人で食べるので先のチューブのところを切ってそこから吸います。
ちゅっちゅちゅっちゅと食べていき、半分を過ぎ、下の方にいくらか残っただけになった頃にはもう吸っても出てこない。
逆さにして降ったりしても出てこない。
半分に折って振っても出てこない。
仕方なく、中に空気を入れて口で真上を向いて下に降りてくるのを待ちました、と、
「こてん」
なんということでしょう、底だった部分が重くてそれまで上だった部分が空洞になったからか、重い部分が上を向いてる私のおでこの上にそんな音を立てるようにして落ちてきました。
なんか、コントみたいだった。
急いでまっすぐ向いたら正面でととろさんも驚いた顔でこっちを見てます。
「見てた?」
「うん」
そう言いながらもなんかもう、おかしくておかしくて、ツボにはまってゲラゲラ大笑いしてしまった。
文章にしたらすごく通じにくいと思うんですが、そのタイミングとか形とか、色んなことがうまく作られたコントみたいで、本当におかしかったんですよ。
しばらく笑いが止まらなかったなあ。
今も思い出して笑えます。
「動画撮る?」
ってととろさんが言ってきたけど、あんなうまいことなるのもうできんので(笑)
おかげで今は脱力です。
ああ、おもしろかった。