クマの味方

うちのクマさんは似ているからか一般のクマさんに対しても心を寄り添えるクマさんです。

このところ、あっちこっちで山から出てきたクマさんが人を傷つけたり、命を奪ったりしているニュースをため息を付きながら見てました。

「山にお弁当配達に行ってあげられないのかな」

みたいなことを言うので、

「どんぐりでも撒きに行けたらいいね」

という話になりました。

でも、人を襲ったクマは人の味を覚えてまた人を襲うと聞いています。
だからそう簡単にはいかないだろうな。

そう言ったら、

「クマはどんぐりが主食だから人なんか食べないでしょ」

と言うもので、

「でも雑食だから人も食べるよ」

と言ったら、

「でも主食はどんぐりだから、よっぽどでないと人なんて食べないでしょ」

と言います。

なので、

「じゃあクマの主食はどんぐりだから、あなたもクマさんだから今度からは肉はなしね、どんぐりにする?」

と言ったら、

「Σ( ̄▽ ̄;) 」

となって、

「肉も食べるよ!」

と言うもので、

「ほら、クマも肉食べるでしょ」

ということになりました。

まあこれは冗談ですが、餌が足りなくなって街に出てくるからといって簡単にどんぐりを撒くこともできないそうです。

以前、どんぐりが豊作の年、食べるものがたくさんあったのでたくさんこぐまが生まれたら、翌年はもっとたくさんのどんぐりが必要になり、やっぱり街に出てきたそうです。

だからたくさんどんぐりを撒いたらそれだけで解決するという問題でもなさそうです。

どうするのが一番いいんでしょうね。
足りないからと餌を足したらそうなるし、見極めが難しいところなのかも。

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