おじさんの百回忌

今日、いなかの本家のいとこから電話があり、父親が話してました。

私は話の途中で買い物に出たので、帰ってからどんなことを話したか聞いて、いなかもみんな元気でいることなんかを聞いてほっとしてました。

と、父親が、

「それでは、今年は○○の百回忌で、法事をやったかやるかなんか言うとったな」

と、言いました。

そういやいなかのお寺に行った時、ずっと「○○家のだれだれ百回忌」「五十回忌」とか貼ってあったなあ。
どこも古い家なんで普通に百年までやるみたいだった。

「そうか、本家の跡取りも大変やなあ」

と言ったら父親も、

「ほんまやなあ、ようけおるからほとんど毎年のように法事やなあ」

てなことを言いました。

で、会話終わって用事始めようとしてふと気づいた・・・

「ちょ、まっ、○○さんって私のおじさんやんか!おじさんの百回忌!!って、とーちゃんのお兄さんの百回忌やんか!!!Σ( ̄▽ ̄;) 」

そう、百回忌の○○さんとは、幼い時に亡くなった父親のお兄さんなんです。

「せや!Σ( ̄▽ ̄;) 」

と、父親もびびってたと思う(笑)

何しろ亡くなったのは父親が生まれる十年以上前ですもんねえ。
まだ大正時代ですよ。

戦死したおじさんが七十回忌とかはあまりびっくりしなかったのに、さすがに百年とか言われたらね(^-^;)

1歳か2歳で亡くなった方らしく、父親も、別府のおばさんも、数年前に亡くなった大阪のおじさんも、みんな生まれる前やもんなあ・・・
それでも、血筋からいくと私のおじさんになるわけです。

さすが大家族だ・・・

私も、私の親である父親ですら会ったことがない方ですが、話は聞いたことがあります。
それだけでやっぱり親しみを感じるのは不思議です。

そのおじさんの親のおじいちゃんですら、まだ亡くなって五十回忌にならないのに、と思うとそっちもなんとなく不思議。

いなかはすごいなあ、と思うと同時に、私は多分親の五十回忌とかもできないなと考えたら、それだけ長く親といられたってことなんだな、とちょっと感謝しました。
まあ、父親にはまだまだ長生きしてもらう予定ですけどね(笑)

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