お昼に実家に行ったら、妹の旦那の「J2」さんが来てました。
「お彼岸やからお墓参りに」
来てくれたらしい。
お墓参りして、その後で実家に来てお仏壇にも参ってくれたんですが、
「仕事を抜けてきたのですぐ行かんと」
そういう間を抜けて来てくれてた、ありがたいですなあ。
その短い間にちょっと話をしてたら、
「でもお彼岸ってなんなん?お墓とお仏壇どっちにおるん?」
と、ひやかしてきた(笑)
父親が、
「お盆と違うからどっちにおるとかいうんとちゃうから」
と言うので、
「あっちにおってお墓にもお仏壇にもどこでもドアみたいに来てくれるから」
と言っておきました(笑)
でも本当に「お彼岸」ってあんまりよく分かりませんよね。
お盆はあの世からこっちに帰ってきてるけど「お彼岸」って何?
以前、私も気になって調べてみたことがあります。
忘れたのでまた調べよう(笑)
簡単に言うと、そもそもは仏教の修行のなんちゃららしいんですが、それが日本で独自に「お参りする」ってのがくっついて「彼岸法要」とかできるようになったらしい。
春分の日と秋分の日は昼と夜が半分ずつ、真東からのぼったおひさまが真西に降りていく、つまり「西にあるあの世」=「彼岸」がこの世に一番近くなる日、という解釈らしい。
ご先祖様に一番近いってのと、お釈迦様がいらっしゃる「彼岸」に一番近い日に修行したらええよ~ってのが混ざって、日本独自の「お彼岸」ができあがった、らしいです。
だから本来は別にお墓掃除したりお参りしたりするってのではないんだろうけど、まあそういう日になってしまってるから行くといいんじゃないかな。
無理してまで行くことないけど、ちょっとあの世の家族や親族に気持ちを向ける日、ってので行けたら行く、お参りできたらする日を決めてるのは悪いことじゃないと思う。
そういう風習を経てあの世へ行ったご先祖さん達だから、お墓でもお仏壇でも手を合わせたら「近いし行くか」と来てくれるような気もするし(笑)
「彼岸」って「あっちがわ」って意味なんだろうから、それだけ言われてもほんま、意味分からんですもんね。
お彼岸が7日あるってのも「その間のいつか行けばいいだろう」ってことらしいので、なんだかいかにも日本らしい、そういう風習な気がします。