日別アーカイブ: 2021年6月29日(火)19時38分

救急車にありがとう

今日のニュースで、93歳の男性が、今までに夫婦共に救急車にお世話になったから、と7台もの救急車を寄付してきた、というのがありました。

合計2億超えの寄付、すごい!

「救急車にお世話になったから、お礼をするなら具合が悪い人は誰でも使える救急車がいい」

そう思ったそうです。

気持ちは分かります。
うちの家族で初めて救急車に乗ったのは母なんですが、くも膜下出血でした。
倒れたのに気がついて電話をして、10分ほどで病院に着いて、運よく受け入れてもらえて助かりました。

どうして時間を覚えているかと言いますと、その日は土曜日で朝9時45分からの番組が始まってすぐだったからです。
それから電話をして、来てくれて、私が同乗して病院に着いたら救急車の方が「10時0分」とおっしゃったので、そんな短時間だったんだなと思いました。
すごく長い時間に感じましたけどね。

病院に着いた時、もう心臓が止まるか止まりかけるかしてたとかで、その時着ていた服は真っ二つに切り裂かれ、歯もチューブとか色々入れるのに折られ、それでも助けてもらえました。
救急車が来てくれなかったら、考えただけで恐ろしいです。

その時、うちも後でなにかお礼をしたいと思ったのですが思っただけで結局何もできていません。

「結局なんもしてなかったなあ、自分も含めて何回も乗ってるし、私も何かお返ししたいなあ」

とつぶやいたらととろさんが、

「あなたのところはお礼どころか、お父さんが追い返したじゃないの」

と言うので、

「ほんまや!」と思い出しました。

調べてみたら昨年の6月11日に入院してるので、その前日の6月10日、時の記念日ですね。

39度もの熱を出しながら黙ってたので、救急車を呼んだら「絶対乗らない」と追い返したのでした。
救急車って本人が拒否したら乗せられないって初めて知りました。

結局、救急車の方と「朝になっても熱が下がってなかったら病院に行く」と約束して帰ってもらい、その後、妹も飛んできて2人で朝まで実家にいて、このご時勢なので保健所に連絡して大丈夫と言ってもらってからでないと病院行けなくて、9時に保健所連絡して、それから病院行って、入院になったのでした。

あー思い出したわ、そんなことあったの。
そんで、そんな頃ですよ、一番最初に左腕が痛くなったの。
親父入院してるし、進撃のUSJも行くしで心配したけど痛みがなくなったので安心してたんだったわ。
あの頃からもう痛めてたんやなあ。
それを半年以上も放置してたので、今があるのです、うん。

なんでも痛くなったり辛くなったりしたら遠慮なく救急車です。
そうして元気になったらお礼をする。
私も、いつかきっとお礼をしたいと思います。
今は無理だけど。

救急車さん、ありがとう!