日別アーカイブ: 2021年9月9日(木)19時57分

道交法的にどうなんだろう

いつもの買い物にはうちからも実家からも南の方へ行くことが多いんですが、今日は北の方へ行きました。

なんでかと言いますと、今日は木曜日ですが実家に行ってまして、そんでそこのスーパー、いつも木曜日にお得意様ハガキの番号で抽選があるのです。
大抵木曜日は家から一歩も出ないことにしてるから、こりゃこれは絶対行かんとあかん、と、そこへ買い物に行くことに決めていたのでした。

つつがなく買い物も済ませ、抽選のお楽しみカードで50円の金券ゲットだぜい!

そうして南下しながら帰ってる途中、

「うん?なんかあの車椅子の人、動きが妙だ」

そう思いました。

かなりの坂なので、結構遠くから見えるんですよね。

私も父親を乗せて車椅子を押すんですが、なんとなくスムーズなんです。
自転車で坂を降りてる感じ。

「あれ、車椅子の後ろに乗ってるの?」

近付いていってどんどん状態がよく分かるようになりました。

車椅子に多分おばあさんが乗ってて、おじいさんがそれを押してるんですが、車椅子の後ろから突き出るように、なんか木で作った道具みたいなのが付いてて、そこにおじいさんが乗って坂を滑り降りてるんです。

坂道を車椅子で下るって結構大変です。

上りはもしかしたらタクシーか何かで行って、帰りはこうして滑って降りてるのかも知れないなと思いました。

「へえ、いいアイデア、あれ手作りかな」

ぐらいの気持ちで横を通り過ぎ、実家に戻って父親にその話をしたところ、

「それは道交法違反にならんのか?」

と質問されました。

ど、どうなんだろう?
そこまでは考えなかったなあ。

私は老夫婦が少しでも楽なようにとよく考えたもんだ、までしか考えなかったんですが、一応車が付いてるってことは、軽車両扱いになるのか?

調べてみたら、車椅子は体が不自由な方が乗るものなので「歩行者扱い」なのだそうです。
電動車いすも同じく「歩行者」になります。

ってことは、あれも二人乗りでも「歩行者」なのか?

でもなあ、あれ、もしも失速して誰かにぶつかったら、自転車と同じかそれ以上の事故になりそうなんだが。
歩いてる人ぶつけて、その人がケガしても歩行者同士の事故になるのかなあ。

坂の町で暮らす車椅子の人にとってもいいアイデアと最初は思ったんですが、気をつけて乗ってもらいたいです。
事故だけはありませんように。