昨日の夕方、お客さんが差し出した千円札が柴三郎君でした。
「あらっ、これ新紙幣」
と言ったらお客さんが、
「そうなんです、おもちゃみたいですよね」
と、ニッコリ。
「でもこれにすごい技術が注ぎ込まれてるのよね」
「そうらしいですね」
と、会話をしてありがとうございますをしました。
新紙幣に変わって割とすぐに銀行で両替をしてきたので手元にはあるんですが、店で払ってもらったのは初めてです。
なんだかうれしかった。
で、帰ってからととろさんにもその話をして、夜、寝る時に思い出して、ちょっと気になってきた。
「あれ、本物よね?」
まだ新紙幣に慣れてないから、もしも今、偽札出されても分からない自信がある。
それにいつものお客さんならよく分かってる人なので、そんなことないと思うけど、多分初めてのお客さんか、来たことがあっても顔を覚えていないぐらいの人。
「そんなことないと思うけど・・・」
気になってきたけどお札は店のレジの中、確かめることもできません。
店に来て、レジ開けて一応確かめてみる。
うむ、ホログラムもあるし透かしもある、本物に間違いはあるまい。
そうは思ったんですが、やっぱりまだなんだか慣れない。
しばらくは受け取るたびに一瞬何か考えそうです。