お母さんの焼きなす

月曜日のお昼、実家でご飯を食べる時に焼きなすの残りを食べてしまいました。

夜、帰ってご飯の時、ととろさんが、

「焼きなすなかったっけ?残ってたら食べてしまうよ」

と言うので、食べてしまったと言ったらがっかりしてたようでした。

で、昨日また焼きなすをすることにしました。

今はなすびの季節でもあるし、おいしいもんね、焼きなす。

うちは父親の要望で、へたを切り落としたら包丁で切るのじゃなく、縦に割いてショウガとお醤油をかけていただくので、見た目は写真のような感じ。
お客さんに出す時とかは切りますけどね。

ファイル 2333-1.jpg

さて、この「焼きなす」ですが、結婚する前からだったからしてからだったか忘れましたが、ととろさんが、

「どうして皮むくの?もったいなくない?」

なんてこと言い出した。

焼きなすって、網とかグリルで外の皮を焼いてしまってぱりぱりになった皮をむくじゃないですか。
ととろの郷では皮も食べるとか言うので悩み、ととろの郷に行った時にお母さんに作ってもらって謎が解けました。

ととろの郷では、「なすの焼きびたし」と言っていいのかな、切って皮目に切れ目を入れてフライパンで焼いたものをだし汁に漬けてたんです。
これがおいしいもので、我が家でも定番となりました。

ととろさんが「焼きなす」と言う時はどっちか分からないので、私は「お母さんの焼きなす」と呼んでるのですが、失礼なことにととろさんは、

「偽物の焼きなす」

と、呼ぼうと言うので反対しました。

「ととろの郷オリジナルみたいなのはお母さんのなんとかって呼ぶから」

そう言うと、

「じゃあお母さんの麦茶やお母さんのすき焼きもある」

と言ったので、ちょっと笑った(笑)

と、言うのはですね、ととろの郷ではととろさんが子供の頃、麦茶にお砂糖が入って甘かったのだそうです。

物心つき、外、例えばお友達のところなんかで飲んで、甘くなくてびっくりしたのだとか。

「なんで麦茶にお砂糖入っとったん?」

と聞いても、ととろさんは、

「さあ~?」

と言うばかり。

それでととろの郷に行った時にお母さんに直接聞いたら、

「子供は甘いのが好きかと思って」

って、おいおい(笑)

3人の子供の誰一人としてお母さんに聞いたことがなかったらしく、私が聞いて初めて、

「謎が解けた!」

と言って笑い話となりました(笑)

そしてもう一つ、

「お母さんのすき焼き」

は、私も説明聞いただけでまだ食べたことがないので想像がつきません。

でも、ととろさんが言うには、

「なんでテレビとかで見るすき焼きとは違うんだろう?」

と、思ってそのままにしてたとか。

いや、だから気になるなら聞けよ、無精なやっちゃな(-。-) ぼそっ

ととろの郷に行ったら食べさせてもらおうとは思ってるんですが、なんかなかなか帰れなくて、今だに謎は謎のままとなっております(笑)

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