昨日、地球の裏側で起こった地震の影響の津波が、今、日本にどんどんと津波が届いてるようです。
津波と聞くと、今はとても大変なことと意識していますが、それ以前は、
「どうせ津波と言っても10センチかそこらでなんもないんでしょ」
てな感じだったなあ。
今朝は、今のところは最高70センチとかで、特に被害も出てないようです。
このまま収まってくれるといいなあ。
そんなことを思いながらテレビをかけて家事をやってたんです。
キッチンにいたら画面は見えないので耳で聞きながらね。
そしたら、ふと気づいたことがありました。
「10センチを『じっせんち』と読んでいる」
数字の発音のことなんですが、「じっせんち」なんですよね、どう聞いても。
普通だったら「じゅっせんち」って言うだろうところをそう読んでる。
アナウンサーの基本の発音なのかなあと聞いてたら、他の数字でも、
「ななじっせんち」
「よんじっせんち」
と、全部「じっせんち」読みを踏襲しとる!
すごいなNHK、と感心しながら聞いてたら、全国放送から関西エリアだけに移動したのかアナウンサーの声が変わった。
この人もそう読むのかな、と聞いてたら、
「じゅっせんち、ななじゅっせんち、よんじゅっせんち」
と「じゅっせんち」読みでした。
確かアナウンサーとかが読む読み方は「じっせんち」が正しいと聞いたことがある、気がする。
あやふやでごめんなさい(笑)
関西弁で「10」を発音すると、私はですが、前じゃなく後ろの「う」に重きを置いて、
「じゅ・う」
なんですよ。
共通語とかは「じう」なんでしょうかね?
そういや昔、「七五三」と入力しようとしたら出なくて、どうしてだ!と慌てたことがあるんですが、あれも関西では「ご」を強く、
「ひち・ご・さん」
なんですよ(笑)
文字で出そうとしたら、
「しちごさん」
なんですよね。
発音も横に一本な気がする、「しちごさん」ーって感じで。
それからは気になって、どの人がどんな発音するのか、「じっせんち」なのか「じゅっせんち」なのかにばかり耳がいってました。
数字の発音で思い出したんですが、いつの頃からかテレビで数詞を読む時にちょっと変になってる気がします。
例えば、前だったら、
「いっぽん、にほん、さんぼん」
だったのが、
「いっぽん、にほん、さんほん」
みたいな感じ。
子供の頃の遊びで、
「いっぴきめの豚がぶうぶうぶう、にひきめのぶたがぶうぶうぶう、さんびきめのぶたがぶうぶうぶう、ぶうぶうぶうは、何(ぴき・ひき・びき)め?」
と、数字の後ろの発音を変えて相手に当てさせるゲームがありました。
「ぶうぶうぶう」を言う時にわざと少し脇を開けるとかして、そっちかと思わせたら「ぴき」だったら「一匹目」、「ひき」だったら「二匹目」、「びき」だったら「三匹目」で区別するという。
相手が分からないと、わざと「ぶうぶうぶうは」と切って、大きい声とかで、「なん『びき!』め?」とかやってると、「ああ!」と、気がつくわけですよ。
何種類かそういう遊びがありました。
それが、今みたいに「いっぴき、にひき、さんひき」だったら成立しない。
鉛筆だって「いっぽん、にほん、さんほん」だったりするからなあ。
いつからこうなったんだろう?
気づいたらなってたけどとっても居心地が悪く聞いてます。
そして、今日のニュース、「じっせんち」の人と「じゅっせんち」の人の差は何なのか?
どっちが多いのか?
ちょっと気になってます。