怖がりのくせに怖い話が好きです。
子供の頃、夏休みになると「あなたの知らない話」やら心霊特集なんかを見て、家族に嫌がられておりました( ̄▽ ̄)
以前、ととろ一族がうちに泊まった時、ととろ妹(めっちゃオタク)がうちの本棚を見て、
「こんなにこれが並んでるの初めて見た」
と言ったのは、毎号購読していた「ほんとにあった怖い話」だったりします(笑)
夏になってきたからというわけではないんですが、ふとそういうマンガを読みたくなり、本棚から取り出して読んでます。
写真がそれですが、他に読んでる方とかいるかなあ?
「怖いマンガ」と書いてますが、自分でも書いててこれはちょっとひっかかる。
なんでかと言いますと、この写真に写ってるのは、どれも怖がらせようと思って書かれたマンガではな、と思うからです。
なんちゅうか、ドキュメント?
なので実はそんなに怖くてなくて「なるほど、そういうことがあるのか」みたいな感想になります。
まあ、何度見ても怖い絵がいくつかあって、そのページは思わずとじてしまったり押さえて読まなかったりするページもいくつかありますが(笑)
いつの頃からか夏に怖い番組やらなくなってきたんですが、ああいうのは多分、怖がらせてびびらせようってな感じなんだと思います。
ちょっと違うんよねえ、そういうのと。
でもやっぱり読んだ後でお風呂入るのちょっと怖かったりするので、調整しながら読んでます。
お話としてはどれもとっても面白いから。
同じように、稲川淳二さんのお話も好きです。
あの人のは、怖がらせようとしてるのかも知れないけど、なんと言うかあの方の話し方が好きなんですよね。
言ってみれば「怖い落語」を聞いてるような感じ。
「語り部」としての才能があるんでしょうねえ。
怖い話って、やっぱり魅力ありますよ。
今は、普通になんか不思議な力使ってわけわからんもんと戦うマンガやアニメが増えてるけど、私が子供の頃って、まだSFやファンタジーですら大部分は胡散臭いみたいな、なんか文学から一段下みたいな扱いだったのに、なんでいつからそうなったのやら。
数が増えただけ「なんちゃったファンタジー」やら怖がらせるだけのしょうもない怪談も増えたけど、しっかりしたベースがあるのはやっぱり読んでて面白い。
一度読み出したら持ってるの全部読みたくなるんだけど、やっぱりお風呂とか入って、トイレも済ませてからにしようと思います(笑)