なぎら先生の出番です

今朝、9時半頃のことですが、引き出しに手をつっこんだら、

「いたっ!」

てなことになりました。

どうなったかと言いますと、耳かきのトゲが刺さったんです。

見てみたんですがよく分からない。
触ると痛いのにトゲが見えないんです。

耳かきは竹製で、トゲが肌の色と似てるからか分からない。

ととろさんにも見てもらったんですが、よく見えないとのこと。

そんな大したことないかなとほっとこうかなとも思ったんですが、なんとなく痛いし、親指を右から左に触るとなんかの先っぽが触る。

私は2年前に実家の障子の張替えをしてる時にもトゲを刺したことがあります。
あの時はちょっと深くて太いトゲが取れなくて、それで外科に行ったんですが、押さえてちょっと掘ってすいっと抜いてくれて終わりました。

一応化膿どめに抗生剤を出されたんですが、これだけかと思うぐらいあっさりだったし、今回は何しろトゲが見えない。
自分でもまだ入ってるのかどうかも分からないぐらい。
気のせいかちょっと痛みが治まってきたような気もするし、何しろ行くのも面倒だし・・・

ちょっと考えたんですが、今日はいつものなぎらけんいちっぽい先生の外科もやってるし、念のためにいっとこう、そう思って車を出しました。

1時間ほど待って呼ばれて診察室に。

看護師さんに事情説明して、

「見えないんですが、なんか入ってるっぽいので」

と、なんとなく申し訳ない気持ちで説明(笑)

ライトを照らしてくれたら、家では見えなかったけど、なーんかほそーいながーい物が真横に入ってる?

「これですかねえ」

と、看護師さんもそこを指さすのでどうやら間違いなさそう。

そうこうしてるうちになぎらっぽい先生(以下なぎら先生と呼ぶことにする)が入ってきて、

「あーこれね」

と、いつものようにばさばさした感じで対応してくれる(笑)

「ピンクかな、ピンク取ってくれる?」

と、看護師さんに指示したら、細長いピンクの注射器がΣ( ̄▽ ̄;)

「ちょっと痛いよ」

って、

「注射するんですか!Σ( ̄▽ ̄;) 」

と、びびる私。

だって、てっきりルーペか何かで拡大して毛抜で抜いてくれるんだとばっかり・・・

「注射するよーいくよ」

と、ぐさっ、ちゅー・・・容赦ないな、相変わらず(笑)

指がしびれてきたなと思ったら、注射針を取り出してばさばさと紙容器から出して、

「しゅっ!」

と、すばやく指先切られたΣ( ̄▽ ̄;)

そしてそこを注射針を横にして、

「がさっがさっ」

と、横なぎにさらえてるでおい!

「あ、荒っぽいですね」

と、思わず言ってしまったら、

「こういうのはね、こうするんです」

と、がさっがさっとトゲがあるっぽいところを横なぎにされ続けたら、切ったところから血がにじんできた。

「血が出てきたらね、見えにくいから分からなくなるんですわ」

と、言いながらもまだ何回かがさっがさっと横なぎにして、

「これで取れてますわ、多分」

多分かよ!(笑)

「これでまだ痛かったらまた来てくださいね」

って、おい、取れてない可能性もあるのかよ!(笑)

その上から消毒されてばんそうこう止められて、

「多分夜にはふさがってますわ、痛み止めいります?」

って聞かれたけど、なんかあるし薬もらいに行くのも面倒なのでお断りする。

一応、トゲが刺さったらどうしたらいいのか聞いてみる。
ひょっとしたら「ほっといたら溶けます」とか言うてもらえるかも知れんしね。

そしたら、

「刺さったのが深かったらね、そのうち痛くなってきますわ」

って、そうなんかい!Σ( ̄▽ ̄;)

「そういうのもね、ほっといたらそのうち化膿して出てくるかも知れんし、まあ化膿しますわ」

って、化膿するんかい!Σ( ̄▽ ̄;)

「じゃあ、トゲが抜けない時は一応来た方がいいんですね」

と聞いたら、

「そうですね」

と、不敵な笑いを浮かべて出ていきました(笑)

そうか、どうしようかなと思ったが来てよかったんだ。

そしてとげぬき地蔵たら言うのがある理由もなんとなく分かった。
昔は外科なんておらんし、化膿してきたら治りますようにって拝むわなあ。

とりあえず、夜までは、傷が塞がるまでは水使いにくいので(しばらくはばんそうこうしとくように言われた)父親にはお弁当、ととろさんにはおそば買って帰り、お昼はカップ麺で済ませました。
夜はお赤飯残ってるし、鯛もまだあるからそれでいいだろう。

しかし、相変わらず「ばさばさ」してていいな、なぎら先生(笑)
「さばさば」じゃなく「ばさばさ」ですから( ̄▽ ̄)

あ、写真が犯人の耳かきです。
帰って一応ペーパーかけておきました。

ファイル 2399-1.jpg

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