少し前になりますが、電気屋さんの展示会に行った時、ととろさんがゲームをして写真のものをゲットしました。
知らない人はいない、のかな?
「うまい棒」です。
実は、私はととろさんがこっちに来るまでこれの存在を知りませんでした。
ひょっとしたらテレビとかで話題に触れたり、買い物に行った先で目にしてるのかも知らないけど、存在そのものを知らなかったので記憶に残らなかったんです。
いつ頃だったか、大人が喜ぶ駄菓子屋さんとかがはやってる、みたいな話題がありましたが、私は駄菓子屋さんに行った記憶というものがほとんどありません。
なんでかと言うと、子供の頃の行動範囲に駄菓子屋さんがなかったことと、すんごい偏食だったので、お菓子ですら食べられない物があったから、です。
何しろ「かっぱえびせん」すら食べられなかったもんなあ。
他には、ラムネとか酢こんぶとか、駄菓子っぽいのはほとんどだめだった。
子供の頃、親と買い物に行ってたは須磨の月見山の市場と「くみあいマーケット」、今でいうところのコープさんぐらいだったんですが、その範囲には駄菓子屋さんはなく、お菓子を買うのは市場にあった「フジパン」と「くみあいマーケット」だったと思います。
バスに乗って「神戸デパート」のあたりに行ったり、元町で買い物とかも行ってたけど、駄菓子屋さんという存在そのものを知らなかったかも。
お菓子と言うと好きだったのは「チョコベビー」「アポロ」「不二家ハートチョコ」や「コウベピアー」みたいなチョコレートやクッキーやビスケット、それからアイスクリームでした。
スナック菓子もあんまり食べてなかったなあ。
アイスクリームは兄弟みたいに育った犬のベアちゃんと分けて食べてた(笑)
毎週のように、実家のような花隈のおばさんちに行ってたんですが、ある日おばさんが電話で、
「おさつクッキー買うてあげてるから」
と言ってくれて楽しみに行ったら、予想と全然違ってがっかりしたことがありました。
私が想像したのは「お札クッキー」、つまり世界のお札がデザインされた「コインクッキー」みたいなもの、実際の「おさつくっきー」はサツマイモの生地を焼いたスナック菓子だったからです(笑)
そういうわけで、あまり駄菓子にぴんとこないんです。
友人が駄菓子屋さんとかを見て「なつかし~」とか言ってても「へー」ぐらいでした。
「うまい棒」が私の子供の頃にあったかどうかすら分からないけど、今は違う形で「うまい棒」の思い出ができてます。
ととろさんが食べてたら横からちょっともらおっと(笑)