今朝のテレビ番組でお墓の話をしてました。
お墓の世話ができなくなった人が「墓じまい」、つまりお墓を片付ける時やお引越しする時のことを色々でした。
うちはまだまだ新しいお墓で、しかも歩いてでも行ける場所にあるのでお世話できますが、遠いいなかとかにある方はやっぱり無理ですもんね。
うちのいなかもお墓のお引越ししてるんですよね。
小学校の頃、山の上のお墓に行ったことがありますが、祖父が亡くなった時には山の下の方にすごく大きなお墓ができてました。
いなかのお墓、本当に大きかったなあ。
人間が中に入ってしまえるぐらい。
大き過ぎてちょっと怖い(笑)
うちのお墓だとまだ母と伯父さんだけなので手続きも簡単だけど、いなかなんかどれだけ人が入ってるか分からないし大変だったんじゃないのかなあと思い、実家に行った時に父親に色々聞いてみました。
聞いてみたところ、下のお墓に移したのは私のひいおじいさんから、らしい。
だったらまあ、大体は誰が入ってるのか分かるのかな?
そこからいなかにあるお墓の話になったんですが、かなり古そうなお墓で、
「山みたいになったのがある」
らしいのです。
なんかよく分からんのですが、小山みたいになったお墓があり、そこにご先祖が眠ってるらしいのですが、その方が、
「○○(うちの苗字)宗春(だったと思うと父が言うけど字は違ったかも)」
という名前らしいのです。
この「○○」といううちの苗字、いなかのあたりではうちだけなんですよね。
いなかって同じ苗字の人が佃煮にするほどいるイメージなんですが、なんでかうちはうち一軒だけなんです。
それと、どうもその方が、
「平家の落ち武者」
だった可能性もあるらしい(笑)
実は、母方の祖先もひょっとしたらそうだった可能性があるんですよね。
広島で、しかも苗字がそれっぽい苗字なんですよね、母の旧姓。
で、思わず言ったこと・・・
「え、ママの方もそういう話あるし、そしたら負けたもん同士でよかったやん、源氏と平家やったら敵同士やし」
でした(笑)
前から近くに落ち武者の村があったと聞いてたので、そうじゃないか~とか話してんですが、そういうの聞くとますますそれっぽいですよね。
「そんなつぎはぎの話でまあ分からんけど」
と父親が言うので、
「つぎはぎでそういうの残ってるってのがまたそれっぽいやん、何もないのにそんな話出てこんやろし、それにそうかもって思うだけで楽しい~」
と、言っておきました。
楽しいですよね、こういうのをあれこれ考えるのって。
それにしても、あんまり興味ないみたいなんですよね、うちの父親は。
それを思い出して「そう言えば・・・」みたいに、それこそつぎはぎに話してくれるので、ある時にパズルみたいにはまったらすごく面白い(笑)
今度いなかに行ったら山の上のお墓を見てこよう。
前に見たのは子供の頃で、よく見てなかったし(笑)