あめふりくまのこ

昼間、私は実家で仕事とご飯作りなどをし、ととろさんは家で仕事をしていることが多いです。

買い出しに付いてきてくれたり来なかったりラジバンダリ(懐かしいな)、お昼も食べたり食べなかったり、晩ご飯も同じくです。

来るか来ないかはその日によるんですが、ほぼ来ない日があります。

「雨の日」

雨に当たったら溶けるんか、っていうぐら雨の日に外に出るのを嫌がるくまなのです。

今日は来ないかなと思ってたら、

「雨降ってないから行くよ」

と、連絡が来ました。

めんどくせえな、と思う気持ちと、来て食べてくれたら楽だなという気持ちの真ん中あたりになります。
来て一緒に食べてくれたら、ととろ飯を持って帰らなくて済むから楽だし、帰ってからもう一度ご飯する必要がなくなるのでめっちゃ楽。
でも来てもらうのに気を遣うし、まあ、色々ですな。

今日は晩ご飯を食べに来ると言うもので、そんじゃそうしましょうと用意してたら来ました。

そして、こう言った。

「雨が降ってないと思って家を出たのに、出て歩き出したら降ってきたんやけど、どう思う?」

うん、いつも通りだなって思うよ。

なぜか、不思議なことにこういう感じになるんです、うちのくま。
「あめふりくまのこ」って童謡がありますが、そんな感じ。

幸いにもあまり降らなかったのでそれほど濡れなかったんですが、途中で本降りになったらどうするねん、傘ぐらい持ってきなさい。

しかし、本当に狙い撃ちみたいに降るのは不思議だなあ。

水泳っぽい

テレビのニュースをかけて、私はウロウロと用事をしていました。

そして部屋に戻ってきたら、

「で、優勝しました」

みたいなこと、正確には何位入賞とか、そういうのかも知れませんが、とにかくうれしそうににっこり笑う人が3人ぐらい映ってて、私が見たらパッと消えたのです。

「今のなんやったの?」

と聞いたら、お風呂上がりで扇風機の風を浴びながら、そちらもやっぱりうっすら見てたぐらいのととろさんが、

「水泳っぽい」

と言うもので、

「へえ、水泳っぽいってことは水泳じゃないわけね」

と、からかってから、

「で、なんの競技やったの?」

と、聞き直したら、

「飛び込み」

って、そりゃ確かに水泳っぽいやわ(笑)

小ネタですが、ちょっとツボってしまったので日記に書きました(笑)

鍋に穴!

昨夜、おそばを茹でようとお鍋に水を入れて火にかけ、ちょっとして見てみたら、

「あれ、こんなに水こぼすようなことしたっけ?」

と、思うぐらいガスの五徳の周囲に水がこぼれていました。

「水漏れしてるんじゃないの」

と、そのつぶやきを聞いてととろさんが言いました。

「ええっ、そんなこと」

と、お鍋を持ち上げてみたら、なんか、底の一箇所からちょっとずつ水が盛り上がってる気がする。

急いで他のお鍋に中のお湯を移し、元のお鍋の底をきれいに拭いて、乾いたキッチンペーパーの上に置いて様子を見ることにしました。

いや、試すまでもない。
みるみるキッチンペーパーに水が広がります。
持ち上げてみたら、やっぱり水が盛り上がってくる。

このお鍋、カレーやシチューを作る時に重宝するとてもいいサイズのお鍋、うちではこのサイズのお鍋は一つしかないので、今回のように麺を茹でたりする時に活躍するお鍋なのです。

それだけじゃなく、私が物心つく頃からずっと活躍してくれてた馴染みのあるお鍋、そんなお鍋に穴が・・・

お鍋ややかんって、小さい穴が一つ開いたらもう使えなくなるんです。
前にうちにあったお鍋で、真ん中が焦げたとかで、修理してもらってたのがありましたが、今はそういうことしてもらうこともないでしょう。
買った方がいい、そうなってますから。

「何か他のことに使ったら」

と、がっかりしている私にととろさんは言ってくれましたが、捨てるが一番いい道なんでしょうねえ。

とりあえず、ちょっと置いて考えます。
どっちにしてもこのサイズのお鍋、必要なので買わないと。

ふすまの定位置

昨日、Hさんが来た時、ある作業をしていました。

ふすまをタンスの後ろに置くのに、畳が傷つかずに組み合わせて使うジョイントシートありますよね、あれをそのサイズに切って組み合わせていたのです。

Hさんが帰ったのが11時半ぐらい、どうしようか考えてたんですが、

「ええい、昼飯前にやってしまえ」

と、作業を続行しました。

タンスの上にあるケースの中身と引き出しを何段か出し、タンスを引っ張って移動し、後ろに掃除機かけて、ふすまを2枚入れて、タンスの位置を決め、地震対策のシートをもう一度突っ込んで、引き出し戻して終わり。
12時半までには終わりました。
すっきりした。

そうしておいてお昼ご飯を食べるのに座って、横を見て、

「あ、この風景見たことがある」

と、思いました。

うん、間違いない、前、こんな風にふすま、タンスの後ろに入ってたわ。
いつからやめたのか覚えてませんが、確かにここだったと確信を持ちました。

妹ももう覚えてないだろうなあ、いつ頃そういうことしてたか。
聞ける相手もいないし、確かめようがないけど、このままもうずっと入れててもいいかなと思いました。

甥っ子が小さい時、テーブルの上に立って、ふすまのシートをびろーんとはがしてるんですよね。
一時的にテープ貼ってごまかしたりもしたけど、もうそのまま片付けておくか。
冬にこの部屋で寝ることも、今のところないと思うしね。

作業完了して一つ用事を終わらせた気分です。

富を山分け

今朝ものど自慢の人気者、父のお友達で今は私のお友達でもあるHさんが、

「おはよう!」

と、元気よく店から入ってきました。

そうして2,30分ほど話をして帰っていくんですが、今日の話がちょっとおもしろかったんです。

Hさんの職場は、40人ほどの人がいて、その人たちで宝くじの共同購入をしていたんだそうです。
一般の社員は1人1組、3000円ずつ、Hさんのような役職の人は2組、6000円を出し合い、係の人が買った宝くじの番号を一覧表にして配ってくれて、発表の日はみんなその表と当たり番号を照らし合わせて楽しんでいたとか。

ある時もまたそうしていたら、締切の日にある女性社員が休んでいて、係の人が上司であるHさんに、その人の分を立て替えてくれないかと言ってきたんだそうです。

Hさんはいいよ、立て替えてあげたんですが、翌日出社してきたその社員は、

「どうせはずれるのに、いらなかったのに」

と、不満たらたら。

Hさんは、

「それは勝手に立て替えて悪かったなあ、いいよ僕がもらっておくから」

と、自分が3組購入することにしたのだそうです。

そして当選発表の日、なんと、その共同購入の宝くじ、

「500万円」

が当たった!

もう大騒ぎです。
大体一人20万円ぐらいもらえる計算になったのだとか。

そうしたらそのHさんが立て替えてあげて、いらないからと言った女子社員がやってきて、

「立て替えてくれててありがとうございます!」

と、Hさんに3000円を持ってきたのだとか。

「うわあ、厚かましい!」

思わずそう言ってしまいました。

ですが、Hさんは、元々立て替えて出したものだし、とその3000円を受け取って、その女性社員は賞金を手にして、

「これで海外旅行に行ける!」

と、大喜びしたそうな。

「私やったら厚かましくて、そんなことよう言うていかんなあ」

と言ったら、

「まあ、そういう子やったから」

と、Hさんは笑ってましたが、いや、本当に心臓強いな!

そしてその後、Hさんはそのことをラジオに投書し、それを読んでもらって賞品をもらったそうです。
それにしても、もう何十年か前の20万円にはとっても届かないとおもいますが、
そういうことがあった、ということです。

そしてそれはHさんがその部署に行った途端だったので、それからその話を聞いた他の人たちから、

「共同購入しよう」

と、声をかけられるようになったそうですが、

「そんなうまいこと当たるはずない」

と、Hさんは笑ってました。

その賞金を受け取った女子社員、今はどこでどうしてるか分かりませんが、いいことに賞金使って、運を逃していないといいなと思います。

ふすまを外して

実家の下の部屋には和室と店にエアコンがあります。
この季節、店には冷蔵庫もあるし、朝のうちは東から陽が差すので、エアコンなしではいられません。

私は大体間の台所にいるんですが、この部屋が暑いのです。
どっちのエアコンをつけてもそこまで涼しくならない。
扇風機やサーキュレーターで風を送ってますが、構造からか上の方に温かい風がこもり、換気扇で追い出さないと頭から暑くなってきます。

「このふすま外したらええんちゃうんかなあ」

昔は外していたこともあったと思い出しました。
そういやふすまがあるのに上にカーテンレールもある。
昔は夏なんかふすまを外してレースのカーテンにしてたりしたことを思い出した。

ただ、外したふすまをどこに置くか。
それを考えて外せずにいたんですが、ふと思い出した。

「タンスの後ろちゃうかったかな」

間違ってるかも知れないけど、タンスを前の方に引き出して、その後ろに片付けていた気がする。

そう言ったらととろさんが、今度行った時に手伝ってあげるからと言ったんですが、今日はもう待ちきれず、外すだけ外して倒れそうにないところに立てかけておきました。

「涼しくなった」

奥の和室でつけたエアコンの風が来る~
そこにサーキュレーターを付けたら足元なんか寒いぐらい。

タンスを動かそうかなと思ったんですが、引き出しを全部出して、上に乗ってるケースもどかせないといけないので、今日はそこまで。

なんだか快適になりました。

いつお金かわるん?

今日、前にうちで宿題する~と言った例の2年生の女の子がお兄ちゃんと2人でまたアイスを買いにきました。

この組み合わせ多いな(笑)

一人ずつアイス1個分ずつのお金を握ってくるんですが、それが時に1円や5円が混じったのを握りしめてくるので、なんだか昔の子供のお小遣いを思い出してしまいます。

そして、一人ずつお金を渡してくれながら、その女の子が、

「これ、いつお金かわるん?」

と、聞いてきました。

お金変わる?
新札に変わることを聞いてるのか?
新札に変わっても販売機で買わない限りあまり関係ないけどな。

そんなことを考えながら、

「お金変わるって何?」

と聞いたら、

「うーん、アイスが100円になるとか」

って、そういうことかあ!(笑)

少し前までうちの店、すごくがんばって100円でアイスを売ってました。
だって、買いに来るのって小さい子が大部分だし、それで儲けるというよりは、サービスという感じで置いてたからです。
つーか、一時はアイス一個もなくて、うちの冷凍食品入れてたし(-。-) ぼそっ

それを、私がちょっとアイスも売ろうかなと思ってその値段でがんばってたんですが、物価高でもうどうしようもなくて、それにこの子たちのおばあちゃんとかも買いに来て、

「お姉ちゃん、この値段で売っとったら儲けならんでしょ、コンビニなんかもっと高いよ」

と言われたのもあり、本当にもうどうにもならなくて値上げをしたのです。

おそらく、その100円を握って買いに来てた頃を思い出してそういうことを言ったのかなあ。

「100円にはならんなあ、変わるんやったら高くなるよ」

と言ったら、

「え~」

と言いながら、それぞれ悩んで悩んで、やっと1個のアイスをそれぞれ持って帰りました。

ああいうちびっこが100円だけ握ってこられる店はいいなと思うけど、もうねえ、そういうお店もそうそうないですよね。
うちも赤字出してまではやれないし、どうしようもないです。

せめてもう少し、違う方向でのお金が変わる日がちょびっとでも先でありますように。

小さくて黄色くてかわいい子

今日、実家で植木に水をやろうと玄関に回ったら、

「あら、こんなところに」

と、発見した子がありました。

それは小さな毛虫君。
オスかメスか分かりませんが、なんとなくイメージから「君」なのです

どのぐらいの大きさかなあ。
指の第一関節ぐらいの長さ?
すごく小さくて、色がきれいな黄色でした。
一体何の幼虫でしょう。

玄関脇の壁にいたのでほっといて水やりに行きました。

水をやり終わってもまだいたので、葉っぱのある方へ移動してやろうと、持ってたひしゃくにくっつけて、葉っぱ類のあるところへ持っていきました。

ここでいいかなと紫陽花の上に。
ここが嫌ならその近所にある他の葉っぱに移動するだろう。

帰ってそれをととろさんに報告しました。

ととろさんは毛虫が嫌いなのです。
本人が言うには、子供の頃に刺されて毛虫アレルギーだと主張しています。

なので、わざと嫌がらせで、

「今日、玄関脇に、小さくて、黄色くて、かわいい」

と、止めて、

「毛虫がいたよ」

と、報告しておきました。

「葉っぱの上に移動して、葉っぱを食べて大きくなって、クマが来た時に恩返しに出ておいで、って言うておいた」

と言ったら、

「Σ( ̄▽ ̄;) 」

となってましたが、さて、恩返しに来てくれるのかな?

日記に書かれる

今日は休み、できるだけ手を抜いて生活をしたい。

朝と昼は昨日のピザにしました。
ととろさんは朝ご飯を食べないので、朝は一人で2切れ食べました。

お昼は一緒に4切れずつ。

そして夜は、冷凍してあったセミ餃子をレンジでチンして蒸し餃子で。
1人分ずつお皿に乗せて、順番にチンしました。
ととろさんは熱いのが苦手なので、先にととろさんのをチンして次に自分のをチンします。
私は熱い物は熱いうちに、冷たい物は冷たいうちに食べたい方なのです。

そういういい加減な食べ方してたので、晩にご飯が一人前しかなかったのです。
冷凍のご飯をチンしたらあるけど、私は餃子は白いご飯とは食べません。
家で作ったのは餃子だけだし、セミ餃子もあまり白いご飯とは食べません。

で、ととろさんが、

「ご飯食べていいの?」

と、気をつかうので、

「いい、もしもご飯食べたかったら冷凍の炒飯後でチンする」

ということで、宣言通り、食べ終わってから餃子を食べてたお皿に冷凍炒飯をパラパラ、チンして食べました。

ととろさんに食べるかと聞いたら、白いご飯を食べたし食べ過ぎるから、と珍しくいらないと言う。
言うけど、信用していない私。
それを真に受けて自分が食べたいだけ作ったら、ちょっとだけって取られることあるからな。

で、炒飯が準備できて、

「ちょっと食べる?」

と聞いたら、

「いや、いいよ」

と、食べないΣ( ̄▽ ̄;)

「そう言わんと味見たら?」
「いや、いいよ」
「食べたらええのに」
「いやいい」

と、何度か繰り返してたら、

「もらったらまた日記に書かれるからいい」

って、そんでか(笑)

なので、

「食べなかったら食べなかったで書くのに」
「Σ( ̄▽ ̄;) 」

ってなことがあり、

「ちょっと食べたら?」
「いやいい」
「そう言わんと」

と、お箸の上にちょっと炒飯乗せて口の方に持っていったらいやいやする。

「まあまあ、そう言わんと」

ってさらにすすめてたら、

「あ」

ととろさんが餃子食べてたお皿に炒飯がぱたっと落ちた。

「もう、落ちたら仕方がないなあ」

と、お箸でつまんで食べてたので、

「あ、あ、また落ちた」

と、3回ぐらいやっておきました。

そしてそれを食べているととろさんに、

「今日も炒飯取られましたって日記に書こう」

と言ったら、

「ひどい話や・・・」

と言われました。

そうして晩ご飯終わり!
以上!

ピザ、よけといて

今日はととろさんと一緒に買い出しに行ったんですが、そこのお店、週末にはピザまとめ買いですごく安くなるのです。

1回だけ買ったことがあるんですが、結構大きくておいしかったです。
1枚で2人がお腹いっぱいになります。

それをまとめ買いして冷凍しておこうか、という話になり、5枚買って帰りました。

買った時にはあっつあつだったのですが、帰ってお昼ご飯に食べてる間にほどよく冷めたので、ご飯を食べた後でカットして1枚ずつラップで包む作業に入りました。

私が作業している間、ととろさんがじっと見つめて座ってるので、ほっといて作業作業。

最初の2枚が同じトッピングだったので、2枚を1枚分のピザの箱に入れて家に持って帰ろうとしていて、ふと、

「いる?」

と聞いたところ、クマ、口開けた!

そうか、食べたかったのか(笑)
さっき大きいのを半分ちょっと食べて、まだ食べたかったのね、と笑いながら、8切れに切った最後のをさらに半分に切りました。

「なんで切るの?」
「1切れ食べたら食べすぎでしょ」

ってことで、16等分にしたのをクマの口に。
残りの16等分にしたの、私が後で食べるか、これもラップしとうと思って置いておきました。

次の違うトッピングのを切ろうとして、

「それ、ちょっとよけといて」

と、切る用にしたピザの箱の横にどけておいてもらおうとしたら、

「ぱくっ」
「おい、なにしとんねんΣ( ̄▽ ̄;) 」
「え、よけといてって言うから」

って、誰が食べろと言うた(笑)

「よけといて言うたやん」
「うん、だからよけた」
「よけたんじゃなくて食べたやん」
「ええっ、よけたよ」

って、よけてない、食べたんやー(笑)

人がなんのためにさらに半分に切ったと思ってるこのクマ(笑)

いや、あかんのですよ、食べ過ぎは?
でも、じっと見てたのがもうちょっとほしいなと思ってたのかと思うとそれがおかしかったのと、「よけといて」と言ったのにすんなり口に入れたのがあまりにおかしかったので笑ってしまいました。

「日記に書いてやる」

と言ったら、

「あかんよ!」

って言うけど、書かずにどうする(笑)

ピザは実家の冷凍室にいくつか入れて、残りは持って帰って明日食べるのは冷蔵室、残りは今度食べるように冷凍室に入れておきました。

1枚がかなり安くなるのでお得です。
2人で分けたら1人前1回分200円ちょっと。
あれだけ大きくて、そんでおいしいのに!
スーパーで売ってる焼いて食べるピザが特売で似たような値段なのに!

そんでもって、こういう作業しておいたら、朝さっと焼いて食べられるしなかなかいいかも知れない。
またいつか週末に行って、買って冷凍しておこう。